【コラムNo.23】M&Aの各段階での留意点[その買収価格、高すぎたかもしれない!?~]

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【コラムNo.23】M&Aの各段階での留意点[その買収価格、高すぎたかもしれない!?~]

「買収価格が高すぎたかもしれない」

こういった場合、どのように考えればよいのでしょうか。
一概に高すぎる、安すぎるとは論じることはできませんが、以下のような場合は、買収価格が適切でないと言える可能性があります。

1つ目は、純資産額をベースに価格を決定した場合

譲渡希望会社は実は純資産が棄損している可能性があります。具体的には、「滞留在庫や含み損がある」などです。また、財務状況は良いのだが、収益性が低い場合も注意が必要です。例えば、「過去に儲かった時期があったため、金融資産、ゴルフ会員券、土地などを保有しているが、今はそれらの資産を経営に活かせていない」といったケースです。そういった会社を純資産だけで判断して買うのは危険だなと思います。しかし純資産額は、スタート段階のベースの価格として検討するには便利ではあります。

2つ目は、トップ同士が握ってしまい、誰も根拠は教えてもらえない場合

上場会社でもそういった話をよく聞きます。実際に、決まったあとで算定してください、などと依頼を受けることも。経営者の直感は侮れないですが、価格が適正かどうかは根拠が分からないと何とも言えません。

3つ目は、見よう見まねで算定し算定手法間で評価額の大差があったが、その理由を検証できていない場合

結果がバラバラになるのは重視するものが異なるのでよくあることですが、その際には、理由の検証が必要だと思います。価格は非常に重要ですので、社内で実務ができる方がいない場合は、外部専門家を上手く活用したほうが良いと思います。

4つ目は、先方が提示してきた事業計画を受け取って、未検証のまま採用してしまったケース場合

これまで、未達に終わる計画を山のように見てきました。

5つ目は、売り手の資金ニーズに合わせて決定した場合

売り手が対象会社からの借入金があり、返済資金や退職金として、これだけほしい・・・などです。あくまでも希望価格という理解で、自社にとっての企業価値にあった価格算定をしっかりと行う必要があると思います。

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