【コラムNo.25】M&Aタイミングと成功のポイント

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【コラムNo.25】M&Aタイミングと成功のポイント

M&Aを検討している企業の所有者・経営者の方へ


オーナー経営者にとって、M&Aを行う場合には、仲介やアドバイザリーサービスの提供を行うM&Aの専門会社の選び方もチェックポイントになります。ひと口に「M&A」と言っても、オーナーや経営者の置かれている状況は様々です。例えば、「事業を承継する上で、第三者に株式を譲渡するという方法を選択する」、「自社を早く成長させるため、大手企業の傘下に入る」、「事業規模の拡大を目的として、積極的に買収の手続きを進める」、「別の会社と資本提携を行う」といったM&Aの活用シーンが存在します。
これからM&Aの取引を行うに際しては、タイミングや相手先企業、価格などの条件に気を配ることが大切です。そのような場面では、業界内で多数の実績を持ち、経験豊富なアドバイザーが充実したサポートを行ってくれる専門会社の利用をお勧めします。
M&Aを行うにあたって、重要視する条件の優先順位は、それぞれの経営者によって違いがあります。例えば、価格よりもまず、自社の経営理念や事業内容を理解してきちんと引き継ぎを行ってほしいという場合もあれば、価格面の条件が一番良いところを選ぶというケースも存在します。
次に、M&Aの取引を行うにあたっては、希望価格のどう設定するかもポイントになります。企業の価値は、業種ごとやマーケットの状況によって参考にできるものはありますが、一つとして同じ企業がない以上、1社1社、事業内容、人材、取引先、財務内容、業績状況、買収ニーズ、売り手の希望手取り額などを総合的に勘案しながら、慎重に設定する可能性があります。

希望価格の設定と、相手先企業の選定にあたって


これかオーナー経営者がM&Aを活用して事業の譲渡・売却を行う場合、希望価格をいくらに設定するかという問題があります。M&A専門会社の中には、事業内容、人材、取引先、財務内容、業績状況、買収ニーズ、売り手の希望手取り額などを総合的に勘案し、無料で相談に乗ってくれるところもあります。このサービスを利用すれば、適正価格の範囲を知ることができます。適正価格とは、取引を希望する企業が最も多く登場すると見込まれる価格の範囲ですが、だからと言って、適正価格の範囲で希望価格を設定しなければならないという訳ではありません。例えば、相手先の候補が少なくなっても構わないので、適正価格よりも高い希望価格を設定するといった選択肢もあります。
M&Aの取引において、相手先企業を選定するにあたっては、直感的に相性が良いと感じるところを選ぶという方法もあります。例えば、「価格面の条件にはギャップがあるものの、何となく魅力を感じる」といった感覚も、大切にしたいところです。その一方で、相手先企業の経営者の人柄や社風などに、気に入らない部分がありながらも手続きを進めると、その点がネックとなって、途中で交渉が決裂してしまう可能性もあるので、注意する必要があります。
M&Aを行うにあたって、相手先の候補となっている企業を比較・検討する上では、それぞれの会社の経営者と、お互いの長所・短所を披露し合いつつ、双方にとっての将来ビジョンを描いてゆくこととなります。そのような場面では、相手先企業の良いところばかりに気を取られていると、良くない部分に気づきにくくなってしまうので、注意する必要があります。また、現在はもちろんのこと、中長期的な視野を持って、相乗効果が高いと見込まれる会社を選ぶことも重要になります。

M&Aの検討開始のタイミングはどのように考えるのがよいのか


プライベートシーンで、付き合っている相手と結婚をする時と同じように、オーナー経営者にとって、譲渡を行うタイミングは大切になるでしょう。自社の業績が右肩上がりの時には、買い手の候補となる企業が数多く登場しますが、経営者にとっては、今よりももっと業績を伸ばすことのできる可能性が残されているという思いから、売りたくないと考えるケースが多く見受けられます。その一方で、業績が下がっている状態では、買い手の候補が現れたとしても価格の範囲が低くなることは避けられないでしょう。このような場合、経営者としては、業績を立て直してから再検討しようという気持ちになる事例が多く存在します。
そのように、M&Aの取引では、「売れる時は売りたくない」、「売りたい時は売れない」という図式が成り立ちます。これからM&Aを検討するにあたっては、そのあたりの事情を踏まえた上で、適切なタイミングでアクションを起こすことが大切になります。具体的には、業績が上向きになり、売り上げがピークに達する少し前か、経営者にとって「もったいない」と感じられるぐらいの時期に行動を起こすと、有利な条件で交渉を進めることができるでしょう。そのように早めに検討をスタートすることで、M&Aの取引が成功する可能性が高くなると覚えておきましょう。
どのタイミングで譲渡すべきなのかは、正直だれにも予測はできません。重要なのは、良い相手が出てきたときにスムーズに交渉を開始し、良い条件で譲渡できるように、事前に自社の価値(事業価値はもちろん、強みや課題なども含めて)を信頼できるM&Aの仲介会社に伝えておくことが良いタイミングで譲渡するためのポイントになるでしょう。

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