【コラムNo.26】中小企業の事業承継について

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【コラムNo.26】中小企業の事業承継について

中小企業の事業承継について


現在では企業の中にも比較的規模が小さい会社も多く存在しており、一般的に中小企業と呼ばれます。大企業よりも中小企業の割合の方が多く、日本の経済を支える会社です。例えば自動車産業を担う会社やベンチャー企業なども存在しています。このように様々な業種の中小企業がありますが、会社の中には事業承継に悩みを抱える経営者は少なくありません。
事業承継問題は多くの企業が直面します。例えば経営者の中には既に高齢の人も多いです。経営者と聞くと会社のトップであることから、辛い仕事は少ないので高齢でもできるのではないかと考える人もいますが、経営者の仕事は日々忙しく、体力が必要な業務内容も行うことになります。例えば通常業務ではクライアントとの打ち合わせや社員教育の指示、経営体制の見直しなども経営者の指示で行われる会社もあります。また、お付き合いにも参加しなければならないため、帰りが遅くなり身体の負担になることもあります。このように経営者には体力が必要になることもあるため、高齢であれば比較的負担も多くなります。
また、経営者は会社の中でも重要な役割、業務を担うため、機能しない場合は会社の経営に影響を与える可能性があります。そのため、高齢で昔よりも体力が低下したと考える人の中には、事業承継を考える経営者も少なくありません。
承継方法としては親族に承継することを挙げることができます。例えばご子息がいるのであればご子息に承継して親族に継いでもらうことができます。しかし、実際に経営者の中には親族に継がせることができない人も存在します。例えば、ご子息がいない人です。ご子息がいないと姪や甥に継がせる人もいますが、兄弟がいない経営者もいますので、経営者に適している人を見つけられないこともあります。また、経営者の中にはご子息が女性だけの人もいます。女性だけであれば嫁いでしまうケースもあるので、親族に承継することができないこともあります。
親族以外の事業承継方法としては従業員に譲るという方法があります。従業員に承継することで事業承継問題を解決している会社も多いですが、従業員の中には株式会社を引き継ぐための資金を準備することができない人もいるため、従業員への承継もできない中小企業は珍しくありません。従業員や親族に承継する以外の方法としてM&Aを挙げることができます。M&Aという方法を選択することで他の企業に自分の会社を承継してもらうことができます。

M&Aでの事業承継について


基本的に中小企業で従業員や親族への承継が難しい時はM&Aという方法で事業承継する人は珍しくありません。この方法を選択すれば、その企業の経営状態や所有する技術によっても異なりますが、承継してくれる人を見つけることができるので、後継者のことについて考えなくも済みます。例えば後継者に適している親族を見つけたり、従業員から経営者になれる方を探したりする必要がなくなるため、負担を少なくできます。
また、雇用も守ることができます。実際に中小企業においても多くの人がその会社で働くことになります。数十名の社員にはそれぞれ家族があり、もし雇用契約を解除しなければならない事態になれば多くの人を路頭に迷わせることになる可能性があります。実際に経営者によっては廃業を選択することもできますが、廃業を選択した場合、社員は一から自分が働くことができる会社を探すことになります。
M&Aという方法で事業承継に成功すれば、承継先の企業の元で今までの従業員も働くことができるため、雇用を守ることも可能です。もしM&Aで買取してもらうことができれば個人保証や担保提供の責任を取り除くことができます。実際に親族に承継をすれば自分の子供などがそれを受け継ぐことになります。一方でM&Aという方法を選択すればそれらの保証から解放されるので、経営者は退任後に精神的負担少なく生活を過ごすことも可能です。

中小企業が事業承継する際のポイント


中小企業の経営者の中には、初めてM&Aを利用して事業を他の会社に引き継いでもらう人もいるため、M&A検討時のポイントについて紹介します。
ポイントの一つは価格になります。実際に経営状態によっても異なりますが、M&Aに成功すれば売却価格を受け取ることができます。実際に売却時には価格の算出を専門会社側から提案してもらうこともできますし、自身で価格設定をすることも可能です。価格を検討する中小企業の中にはあまりこだわらない人も多いですが慎重に検討します。
その他のポイントは相手との相性になります。実際に承継する時には他の企業を選ぶことになりますが、大切な従業員や今まで築き上げてきた会社を譲ることになるので、相手選びも慎重に行います。また、承継するタイミングを決めることもポイントの一つです。例えば赤字経営の会社は基本的に承継してくれる企業が少なくなるので、承継してくれる人が多く現れるタイミングで売却すると買い手に悩むことは少ないです。

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