【コラムNo.27】M&A成功のポイントとM&A仲介会社の選び方

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【コラムNo.27】M&A成功のポイントとM&A仲介会社の選び方

M&Aについて知る


オーナー経営者の中には、事業承継の選択肢としてM&Aを検討している方も多くいらっしゃいます。売り手企業のオーナー経営者はM&Aを活用することで、後継者問題を解決することができます。後継者問題に悩む企業は多いです。例えば事業承継をする親族や従業員が見つからないという問題です。実際に後継者が見つからないと廃業することになりますので、会社の雇用を守れなくなります。譲渡することでそれらの問題を解決できるというメリットがあります。
また、赤字がある事業から撤退するために売却する経営者もいます。赤字があると会社全体の利益が下がることになり、会社の経営の足を引っ張ることになります。赤字がある、もしくは今後赤字が見込まれる事業を売却することで経営リスクを下げられます。M&Aを活用することで、売り手企業のオーナーは、大切に育ててきた事業や従業員を第三者に承継でき、譲渡代金を手にすることで、創業者利潤を得ることができます。
一方、買い手企業については、すでに出来上がっている事業を買うことにより、短期間で事業拡大をしやすいというメリットがあります。たとえば、新規参入をする時に利用すれば買収する側は立ち上げの負担を少なくできます。実際に一から新規事業を立ち上げる時は工場の準備や商品の企画開発などを全て自社で行うことになります。新規事業を立ち上げる業種と同じ業種の企業を買収することで、その会社が築き上げてきたものを承継して、その技術を使いながら商品の開発ができるという点にメリットを感じる人も少なくないでしょう。
実際に売り手の会社(事業、従業員、取引先)を受け継ぐことになるため、買い手の既存の事業に売り手の従業員や取引先が加わり、規模が大きくなります。また、売り手企業の強みや経営課題と買い手企業の強みや経営課題がマッチすれば、相乗効果が期待でき。1+1を2ではなく3にも4にもできる可能性があります。
このようにM&Aは買い手と売り手の両者に利点がありますが、買い手企業が知っておきたいポイントがあるので、今回はポイントを紹介します。



M&A成功のポイントについて知る




買収後、PMIに苦労している会社が多く見受けられます。M&Aの成功に必要不可欠なPMIにスポットを当てて、「戦略」、「相手先」、「税務」、「人事・労務」、「財務・会計」、「買収後の管理」の6つの視点から成功のポイントとなるキーワードを確認してみましょう。
まず、戦略についです。M&Aの目的は、買収した企業とのシナジーを高め、1+1を3にも4にもバリューアップすることにあります。その目的に合った対象企業を買収することが求められます。
次に買収後、PMIを成功する相手先の見つけ方についてです。買収後にPMIを成功させている会社とそうでない会社の違いはどこにあるのでしょうか。その共通項をみることで、M&Aの目的にマッチした対象企業の選定方法やアプローチの仕方が見えてくるでしょう。

税務に関しては、買収前の事前確認の有無が成否を分けます。また、買収後は、連結納税の導入、減価償却方法の変更など、対象会社において税務の選択を見直すチャンスです。組織再編やM&Aに強い税理士に相談しながら、最良のスキーム選択・税務の選択を行うことをお勧めします。

人事・労務に関しては、デューデリジェンスの結果を踏まえて、クロージングまでに人事・労務マネジメント上の必要なアプローチを決め、人事制度の統合、給与水準の改定、リテンション対策などの諸施策の検討を行う必要があります。

会計に関しては、買収後の重要な管理ツールとなります。買収後に生じる財務会計上の問題事例を踏まえ、買収の前後で求められる管理レベルの違いや、財務デューデリジェンスの段階で把握しておくべき事項を会計士に相談して確認する必要があります。

最後に、M&Aの成否が判明するのは、買収実行から3-5年後といわれています。成功・失敗の分かれ道と買収後の管理のポイントについても確認が必要です。

M&Aに関する専門家の活用


このように、M&Aを成功させるためには、様々な領域において留意をする必要があります。通常、買い手企業のM&A担当者が全ての領域の知識や経験があることはほとんどありません。よって、必要に応じて、M&Aに関する専門家を活用することが求められます。また、いつどの領域の確認が必要かについてもM&Aの担当者で判断するのは難しいことです。そのため、M&Aの検討を進めるうえでは、アドバイザーや仲介者に相談しながら進めるケースがほとんどです。自社のアドバイザーや仲介者に相談しながら、いつどのタイミングでM&Aに関する専門家を活用すべきかを確認することになるでしょう。アドバイザーや仲介者を選ぶ際のポイントについて紹介します。
アドバイザーや仲介者を選ぶ先には、まず、信頼できる会社・担当者かどうかが重要になります。M&Aの成功はM&Aの成立ではなく、PMIの成功です。目的に沿ったM&Aの実現に向けて、伴走してくれる会社・担当者をアドバイザーや仲介者に選ぶことをお勧めします。
そのためには、無料の個別相談会やセミナーに参加し、その会社や担当者が手掛けた案件の実績を確認しましょう。さらに、M&A後の成否について確認してみるのもよいと思います。
料金体系に関しては、会社によっては、成功報酬の算出方法のほか、着手金、中間金の有無など異なりますし、仲介の形態をとるのか、売り手または買い手のいずれかのアドバイザーというかたちをとるのかも異なります。これらについては、初回面談時に確認することをお勧めします。

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