【コラムNo.29】中小企業でのM&Aが増加。押さえておきたいポイントとは?

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【コラムNo.29】中小企業でのM&Aが増加。押さえておきたいポイントとは?

中小企業のM&Aとは



近年、中小企業のM&Aが増えてきています。いつの間にか知り合いの会社が業界大手のグループ会社になっていることはよくある話です。しかしこれまでは大手が多く、ニュースに取り上げられるのも大手ばかりです。なぜいま、中小企業においてM&Aの活用が進んでいるのでしょうか。

いちばん大きな問題としては、後継者問題が挙げられます。続々と志望者が集まり、つねに経営陣がチームワークを組んでおこなっている大手企業では、たとえ役職のあるものが退職したとしても、後継者を見つけるのはさほど難しいことではありません。自分の身内以外にも、仕事ができる信頼しやすい人物を見つけやすいからです。しかしながら中小はそうもいきません。そもそも社員数が少ないため、相対的に後継者を探すのは難しくなってしまいますし、身内でといっても限られてくるでしょう。こうした場合に、後継者を見つけて会社を存続させたいと思う会社の考えがこうした合併などへの道を検討するようになるというわけです。

たとえば会社を若いうちから経営しはじめた場合などには、このような悩みがなくなるのではと考えられますが、じつのところそうでもありません。自社で社員を育てたとしても、小さなところでは経営ノウハウを知る人も少なく、完璧に引き継ぐことは難しく感じられます。会社が銀行融資を受けている場合は、経営者の個人保証が入っていることがほとんどで、いざ後継者に引き継がせようとすると、現オーナー経営者の連帯保証を外すことが難しいケースも多いのが実情です。M&Aで譲り受け先となるのは、経営・財務基盤の強固な企業が多いため、会社の売却と同時に、銀行融資を譲り受け先の資金で全額返済したり、借り換えを行うことにより、現オーナー経営者の連帯保証をはずすことができます。M&Aはもはや大手企業だけの問題ではなく、中小企業の事業承継問題や経営課題解決にとって大きなカギになるでしょう。



まずは専門家に相談してみよう



中小企業同士がM&Aをおこなう際、もちろん仲介会社などに相談せず、当事者同士のやりとりですんなりすむ場合もあることでしょう。おたがいにもともと信頼し合っている場合や、あらかじめ条件が決まっている場合は、やりとりにもさほど時間はかかりません。しかしながら、M&Aが初めての場合や相手企業がなかなか見つからない場合、難航してしまったり、トラブルが生じたりすることがあります。そのようなときには、M&Aを専門としているM&A仲介会社に相談をし、アドバイスをもらうことをお勧めします。どういうふうにおこなうのがベストか、どんな会社を選ぶべきかなど、さまざまなことで相談に乗ってくれます。また、実際に企業とやり取りをおこなう際にも、仲介業者として活躍してくれることもあります。特にビジネスのやり取りは慎重にやらなければトラブルを引き起こしやすいところがありますから、できるだけ慎重に進めていくのがベストです。だからこそ、間に中立的な立場の業者を入れて話し合いをすることにより、よりスムーズに展開させることができるようになります。

中小企業にとって、M&Aを活用して買収または譲渡することは、社員や取引先にとって非常に大きな出来事であり、どうしてもいろいろな話し合いをすることになります。そのときに冷静にお互いの利益を尊重しながらできるように、心配りをしておきましょう。

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