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宮地エンジニアリンググループ<3431>、三菱重工鉄構エンジニアリングを買収へ

掲載日:2014年11月12日

三菱重工業(取締役社長:宮永俊一)は、100%出資のグループ会社である三菱重工鉄構エンジニアリング(取締役社長:吹原正晃)の株式の51%を、更なる技術力の集積・向上、経営の合理化・効率化による収益力強化を図るため、2015年4月1日に宮地エンジニアリンググループ(代表取締役社長:青田重利)へ譲渡する。なお、三菱重工鉄構エンジニアリングは、2015年4月1日にエム・エムブリッジ株式会社へ商号を変更する予定。
近年低水準で推移してきた橋梁市場は、東日本大震災の被災地域における復旧・復興事業や日々増大する老朽インフラへの早急な対応、また高速道路・新幹線等の整備、2020年の東京オリンピック開催に向けた各種整備などへの対応が求められる状況にあり、今後漸次回復基調を辿るものと予想される。
三菱重工業及び三菱重工鉄構エンジニアリングと、宮地エンジニアリンググループ及び宮地の子会社である宮地エンジニアリング(代表取締役社長:青田重利)は、従来から共同企業体での鋼橋の施工等を通じ、長年にわたり信頼、協力関係を築いてきた。今後の更なる収益力強化のため、2013年11月7日に4社で橋梁事業の業務提携に向けた基本合意書を締結した。
今後も、4社は、鋼橋部門でこれまで築き上げてきた実績をもとに、得意分野の補完性を活かし、技術力、営業力、コスト競争力でシナジーを発揮し、新設橋梁のみならず大規模修繕・大規模更新が期待される保全事業などの橋梁事業全般において、共同で更なる事業発展を図る方策を継続して検討する。
(機械・金属製品製造のM&Aニュース)

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