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アドバネクス<5998>、第一化成HD株式を台湾の能率集団へ譲渡

掲載日:2015年02月25日

アドバネクスは、51%保有する第一化成ホールディングスの株式について、全株式を台湾の企業グループ「能率集団(ABICO GROUP)」傘下のJABON INTERNATIONAL CO.,LTD.、AVY HIGH TECH LIMITED、能率投資開発株式会社の3社に譲渡することを決議し、本日付で株式譲渡契約を締結した。
アドバネクスは、平成19年10月に第一化成ホールディングスの全株式を取得し、コア事業である精密ばねを中心とする金属加工事業にプラスチック成形事業を加え、事業展開してきた。特にアドバネクスのオリジナル技術である金属とプラスチックを一体成形するインサート成形事業の分野において、第一化成グループのプラスチック射出成形技術とアドバネクスの金属加工技術を融合させることにより、更なる技術力および製品開発力の強化に一定のシナジー効果と成果があったと判断している。
一方、単品プラスチック事業に関してはアドバネクスのコア事業ではないことから、昨年7月に保有株式の49%を「能率集団」に売却するとともに同グループの電子機器やOA機器等の製造販売事業と連動させることにより中国、東南アジアにおける拡大を図ってきた。
この度、アドバネクスはコア事業である精密ばねを中心とする金属加工事業にすべての経営資源を集中し、金属加工の総合メーカーとして事業成長を図るべく経営方針を転換する決定した。一方、「能率集団」においては、従来行ってきた電子機器やOA機器事業に加え自動車部品事業への事業拡大を図るべく第一化成グループを完全子会社化したい意向が表明されており、両社の意向が一致したため、保有する第一化成ホールディングスの株式の51%についても、全株式を「能率集団」に譲渡することにした。
今回の株式売却によって得られる資金は、現在埼玉県本庄市に建設中の国内自動車部品専用工場の建設および設備投資資金、アジアの生産体制拡充資金として中国常州工場の設備投資およびベトナム工場の拡張等に充当する予定。尚、現在第一化成グループにて行っているインサート成形事業に関しては、アドバネクスのオリジナル事業であることから、順次アドバネクスグループに生産拠点を移し主力金属加工事業の一つとして継続する。

(機械・金属製品製造のM&Aニュース)

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