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物流・運送業界のM&Aニュース
三井物産(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己)、JA三井リース(本社:東京都品川区、社長:安田義則、以下「JAML」)及び農林中央金庫(本店:東京都千代田区、理事長:河野良雄、以下「農林中金」)は、三井物産が100%出資する北米の鉄道貨車リース会社、Mitsui Rail Capital, LLC(本社:米国イリノイ州シカゴ、以下「MRC」)にJAMLと農林中金が米国に設立するJAML MRC Holding, Inc.(以下「JMRCH」)を通じて出資参画することで合意した。
出資参画後の出資比率は三井物産50%、JMRCH50%。
MRCは、北米・欧州・ブラジル・ロシア世界四拠点で展開される三井物産の鉄道車両リース事業の起点となった会社であり、北米の鉄道会社や電力会社、鉱物資源会社等の荷主向けに約8,300両(約4億米ドル)の鉄道貨車をリースしている。同社は、今回JAMLと農林中金の出資参画を得ることで、資産規模の倍増を計画。
北米の貨車鉄道は、北米経済を支える中長距離・大量輸送の基幹インフラとしての役割を果たしており、中短距離・小口を強みとするトラック輸送と補完・共存し合う形で、貨物鉄道輸送量は継続的に拡大している。さらに近年ではシェールガス・オイル関連分野での需要によって、その存在感が一層高まっている。北米地域の鉄道貨車リース事業はこうした堅調な貨物鉄道輸送の需要を背景に安定的な成長が見込まれる。
今後、三井物産、JAML、農林中金は、MRCの事業規模拡大とポートフォリオの良質化を通じた企業価値の向上を図るとともに、北米地域に於けるロジスティクスの発展、効率化への貢献を目指す。
(物流・運送のM&Aニュース)
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