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　TSIHD（本社：東京都千代田区/代表：齋藤　匡司）は、日本政策投資銀行（本社：東京都千代田区/代表：柳　正憲）との資本・業務提携及び日本政策投資銀行に対する第三者割当による自己株式処分を発表した。調達額は約55億円。払込期日及び提携開始日は平成27年7月30日（予定）。

　日本政策投資銀行は、平成22年よりVG投資プログラム（企業の成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資）の取り組みを強化している。この取り組みは、投資対象となる企業が展開する成長戦略の特定分野に対して資金面のみならず、ネットワーク、ノウハウ、人材等の面で多角的にサポートし、投資対象企業の中長期的な企業価値向上に貢献する投資スタイルをとっている。

　一方、TSIHDは、平成23年に東京スタイルとサンエー・インターナショナルの株式移転による共同持株会社として設立され、不振店舗の閉鎖を進めるとともに、経営資源の選択と集中に取り組んでいる。

　今回の資本・業務提携により、TSIHDが国内外における業務拡大を検討する際に、日本政策投資銀行のネットワーク、M&Aなどの個別案件の知見、人材などを活用する狙い。

（衣料卸・小売のM&Aニュース）