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　トランスジェニック（本社：福岡県福岡市/代表：福永　健司）は、医化学創薬（本社：北海道札幌市/代表：伊藤　勝彦）が実施する第三者割当増資の一部を引受けると発表した。

　トランスジェニックは、1998年に創立し、熊本大学発バイオベンチャーとして、遺伝子破壊マウス作製受託をはじめとする基礎研究支援から非臨床試験、臨床試験、更には診断までカバーした一貫した有用なトータル創薬支援ツールをグループで提供することで医薬品開発をサポートし、社会に貢献することを目的としている。

　一方、医化学創薬は、糖鎖関連技術について世界的な第一人者である北海道大学の西村紳一郎教授らが開発した糖鎖解析・合成技術をキーテクノロジーとして2010年に設立されており、北海道大学との共同研究を通じて、治療標的として有望な創薬シーズの開発を行っている。

　両社はこれまでも、協業関係の構築を通じたシナジーを実現してきたが、この度の追加出資により、グループとして医科学創薬との関係をより発展的に強化し、更なるグループシナジーを高める狙い。

（医薬品・化学製品製造のM&Aニュース）