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　栄研化学（本社：東京都台東区/代表：和田　守史）は、海外市場の尿定性検査事業において、シスメックス（本社：兵庫県神戸市/代表：家次　恒）と業務提携したと発表した。

　栄研化学は、尿定性検査分野（一次スクリーニング）において豊富な経験と独自の技術を保有しており、尿自動分析装置「USシリーズ」および尿検査用試験紙「ウロペーパー」は、国内の業検査分野でその性能を高く評価されている。

　一方、シメックスは、1995年に世界で初めてフローサイトメトリー法での尿中有形成分の自動定量分析を実用化し、グローバルに全自動尿中有形成分分析装置「UFシリーズ」を販売しており、尿沈渣検査分野（二次スクリーニング）においてグローバルNo.1のシェアを有している。

　本業務提携により、栄研化学は尿定性検査分野においてさらなるシェア拡大を図るとともに、今後両社は協力して尿検査分野におけるグローバルNo.1 ポジションの確立を目指すとしている。

（医薬品・化学製品製造のM&Aニュース）