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IT・情報通信業界のM&Aニュース
日本政策投資銀行(代表:柳正憲、本社:東京都千代田区、以下「DBJ」という。)は、エフエム東京等の事業会社が出資し設立されたBIC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:千代勝美)に出資したと発表した。
BICは、テレビ放送のデジタル化により新たに利用可能となった周波数帯を活用しつつ、放送・通信の融合コミュニケーションプラットフォームを全国で供給することを目的とし、様々な業種の事業会社連合により設立された。V-Lowマルチメディア放送「i-dio」における一斉同報型の放送サービスにより、災害時等でも安定した情報発信が可能となり、防災情報配信システムV-ALERTによる災害情報の配信など、自治体による活用を通じた地域情報の適時発信体制や地域防災体制の強化につながることも期待されている。
BIC事業により、未利用インフラの活用を通じた日本経済の活力向上・持続的発展に加え、地域の災害情報マネジメント強化も期待されることから、DBJの「特定投資業務」を活用し、BICのサポートを行う。今後は、「DBJ BCM格付」や危機対応業務を通じて得た企業経営における防災・BCMにかかるDBJの知見や各自治体とのネットワーク力を活かすことで、BICの事業推進にかかる支援を継続する。
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