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建設・土木・工事業界のM&Aニュース
関電工(所在地:東京都港区、代表:森戸 義美)は、佐藤建設工業(所在地:東京都品川区、代表:相良 明)の発行済株式を取得し、子会社化すると発表した。
関電工は、佐藤建設工業の株主であるあさひリバイタルファンド投資事業有限組合(無限責任組合員 フェニックス・キャピタル 本社:東京都千代田区、代表:三村 智彦)と株式譲渡契約を締結し、佐藤建設工業の株式を譲り受ける。
これにより、関電工は、佐藤建設工業の発行済株式の全株式を取得し、子会社化する。
関電工は、再生可能エネルギーの導入拡大や電力システム改革の進展を踏まえ、電力会社は系統増強や送電設備の信頼性確保に取り組んでおり、今後の架空送電線工事は増加基調で計画されている。
しかしながら、架空送電線に従事する高所作業員は減少傾向にあり、施工力不足はもとより人材育成や技術・技能の継承が送電線工事業界の重要な課題となっている。
かねてより、関電工と佐藤建設工業は、送電線工事用機材をリースする「株式会社
電力機材サービス」を設立し、送電線工事分野における協調体制を築いているが、これを機に、電力安定供給の一翼を担う企業グループとして、更に緊密性を高め、日本の送電線設備の建設・維持への貢献を図る。
加えて、佐藤建設工業は、情報通信工事や環境エネルギー工事において豊富な施工実績を有しており、総合設備企業グループとしてより一層の機能強化を図り、お客様ニーズに的確にお応えする営業・施工体制の構築を目指す。
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