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日立化成<4217>、鉛蓄電池メーカーの伊FIAMM Energy Technologyを買収へ

掲載日:2016年11月29日

日立化成 (本社:東京都千代田区、代表:丸山 寿)は、イタリアのFIAMM S.p.A.(イタリア ヴェネト州、CEO: Giuseppe Zanetti、以下、フィアム社)との間で、フィアム社グループの事業のうち、自動車用および産業用鉛蓄電池事業(中国事業の一部を除く)を分割し、その事業を引き継ぐ「FIAMM Energy Technology S.p.A.」(以下、FIAMM Energy Technology)の株式51.0%を日立化成が取得する契約を締結することを決定したと発表した。

日立化成は、蓄電システム事業について、「規模拡大によるグローバル市場での地位確立」を基本方針とし、製品力の強化、拠点拡充等に取り組んでいる。

一方、フィアム社は、自動車用および産業用鉛蓄電池、自動車用ホーン、アンテナ等の事業をワールドワイドに展開する企業で、自動車用および産業用鉛蓄電池については、欧州を中心に高いシェアを有する。

今回の契約締結により、日立化成は、フィアム社のブランド力や製造拠点、販売網などを活用し、欧州、米国、東南アジア等における自動車用および産業用鉛電池事業の一層の強化を図る。
特に自動車用鉛電池については、日立化成が蓄積してきたアイドリングストップシステム(ISS)車向け鉛蓄電池の技術を、FIAMM Energy Technologyに展開し、同社の製品力を強化して、欧州など主要市場においてシェアの拡大を図る。また、自動車用および産業用鉛電池ともに、日立化成とFIAMM Energy Technology双方の製品を双方の販売網を活用して販売することにより、顧客の幅広いニーズに対応して事業の拡大を図る狙い。

今後日立化成は、FIAMM Energy Technologyとのシナジー効果の最大化を図り、グローバル市場における蓄電システム事業の地位確立に取り組む考え。

(機械・金属製品製造のM&Aニュース)

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