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防災設備大手の日本ドライケミカル<1909>、韓国の始興金属を買収

掲載日:2017年10月25日

日本ドライケミカル(本社:東京都港区、代表:代表取締役社長 遠山 榮一)は、始興金属(本社:大韓民国京畿道安山市、代表:代表理事 崔 明求、以下「SHM 社」)の株式を取得し、子会社化すると発表した。SHM 社の平成 28 年 12 月期の売上高は、582,403 千円。取得価額は、458 百万円 (韓国ウォン 0.1006 円換算)。

日本ドライケミカルは、総合防災企業として各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消火設備、消防自動車、自動火災報知設備の製造・販売、防災用品の仕入・販売等、幅広く防災にかかわる事業を展開しており、 製品及びサービスの差別化を最も重要な成長戦略と掲げ、業務提携先企業とのアライアンス 強化をはじめ積極的なM&Aも推進している。

SHM社は、1997 年 11 月1日設立の韓国企業であり、主にアルミニウム製消火器用部材(容器および キャップ)を製造しており、なかでも、アルミニウム製容器一体成型においては、極めて高い技術力を有している。

日本ドライケミカルは、SHM社の子会社化を通じて、アルミニウム製消火器用部材を内製化することで、消火器製品群の さらなる拡充を図るとともに、品質の差別化、競争力を高めることで市場シェアを拡大し、企業価値の向上を目指すとしている。

(建設・土木・工事のM&A)

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