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郵船ロジスティクス<9370>、ルーマニアの物流企業を買収

掲載日:2017年11月24日

グローバル総合物流企業である郵船ロジスティクス(本社:東京都港区、代表:代表取締役社長 水島 健二)は、ルーマニア国内における物流会社で売上第8位の規模のSC Tibbett Logistics SRL(以下:Tibbett社)を買収する契約を締結したと発表した。日系物流企業によるルーマニアへの法人進出は初めてとなる。

ルーマニア国内では、堅調な内需拡大と輸出によって後押しされ、2016年の実質GDP成長率は過去8年間で最高の4.8%を記録し、直近3カ年は高水準を保って上昇し続けている。個人所得水準の上昇とともに、ルーマニア国内でのリテール産業の伸びが堅調に推移していることから輸入も拡大し、加えて近年、製造業や自動車産業による生産拠点の移転が東欧に進んでおり、ルーマニアでも新たな生産拠点が稼動しドイツなどの西欧向けの輸出を中心に拡大してきている。国内インフラの整備も進んでおり、ルーマニア東部の黒海に面するコンスタンツァ港は、黒海内のコンテナハブとして発展し、コンスタンツァ-首都ブカレスト間を始めとする鉄道輸送網も整っている。このような状況下、ヨーロッパ市場で今後も成長が見込めるルーマニアに進出することで、東欧・黒海エリアに当社ネットワークを拡充し、更なる事業拡大を図る。

Tibbett社は首都ブカレスト近郊のイルフォヴに本社を置き、ルーマニア国内に15拠点・116,000m2の倉庫を有する(*)同国内第8位の物流企業。ルーマニア国内で、コントラクトロジスティクス事業、欧州域内トラック及び鉄道輸送、鉄道コンテナターミナル運営などを行っている。自動車部品メーカー向けに(**)VMIサービス、構内物流サービスの提供や、大手量販店向けに冷蔵・冷凍食品、日用品などの多岐に渡る商品在庫をご要望に合わせた(***)WMSで管理し、e-コマースにも対応するなど、高い専門知識を有している。
また、Tibbett社は鉄道輸送の要衝となるブカレストで唯一の民間鉄道コンテナターミナルを運営しており、鉄道会社と連携して、コンスタンツァ港経由の海上輸送や隣国とのクロスボーダー輸送をつなぐ重要な役割を担っている。

郵船ロジスティクスは、欧州域内の17カ国に法人・支店を有し、中東欧ではオーストリア、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアで自社サービスを提供している。また、今年4月にトルコ法人がInci Lojistikと統合し新会社として営業を開始するなど、サービス・拠点の拡充を図ってきた。これまでのルーマニア展開は、ポーランド法人・ハンガリー法人による陸上輸送や、代理店を利用した海上・航空輸送など一部の取り扱いに留まっていましたが、今回の買収は当社事業を補完し、物流ネットワークを大幅に強化することになる。今後、ルーマニア当局の承認を経て、手続が完了となる予定。
Tibbett社の事業基盤をベースに、当社のグローバルネットワークを生かした最適なサプライチェーン・ロジスティクスサービスをルーマニアをはじめとするお客様に提供していきます。

(*)2015年売上高ベース、郵船ロジスティクス社調べ

(**)VMI: Vender Managed Inventoryの略。部品を供給する側(ベンダー)が、セットメーカーの部品在庫を管理すること。セットメーカーにとって、過剰な予備在庫や、在庫切れを減らす効果がある。

(***)WMS: Warehouse Management Systemの略。物流倉庫管理システム。入荷・格納からピッキング・検品・仕分・流通加工・梱包・出荷といった一連の倉庫内作業や棚卸・在庫管理を統合化を実現。

(物流・運送のM&A)

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