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日本生命、約1,042億円でマスミューチュアル生命保険を買収

掲載日:2018年03月06日

日本生命保険(本社:大阪市大阪府、代表:代表取締役社長 筒井 義信)は、マサチューセッツ・ミューチュアル・ライフ・インシュアランス・カンパニー(以下「米国マスミューチュアル」)およびマスミューチュアル・インターナショナル・エルエルシー(以下「MMI」)との間で、マスミューチュアル生命保険の発行済株式の約85.1%をMMIから取得すると発表した。取得価額は、約1,042億円の予定。

日本生命保険は、国内保険事業において、超低金利環境下でも顧客の多様な要望に応える商品・サービスの開発に取り組んでいる。金融機関窓販領域においては、人口減少・高齢化やマイナス金利等の影響により、顧客ニーズ・マーケットが急速に変化しており、特に円建て商品の販売停止等をふまえ、外貨建商品の競争が激化している。
このような環境の中、多様化する顧客のニーズに迅速に対応するために、充実した商品ラインアップや金融機関へのサポート体制が不可欠であり、以前から、別会社を活用した幅広い商品開発体制および金融機関サポート・販促体制を構築することを検討していた。

マスミューチュアル生命保険は、1907年に横浜生命保険として設立したのち、平和生命等を経て、2001年に米国マスミューチュアルグループの一員となり、マスミューチュアル生命保険としての営業を開始した。
2004年の金融機関窓販マーケット参入以降は、優れた商品開発力等をいかし、主として富裕層の相続・贈与ニーズに応えてプレゼンスを発揮してきた。

日本生命保険は、グループとしての効率的かつ効果的な金融機関サポート・販促体制の構築や、各社が強みを有する領域を中心とした商品開発を通じ、多様化するニーズい対し、迅速にきめ細やかに対応する体制を構築する。また、協業等を通じたシナジー追及、その他の取り組みを通じて、グループ価値の向上を目指すもの。

マスミューチュアル生命保険の概要
(1) 名称 マスミューチュアル生命保険株式会社
(2) 設立 1907年
(3) 本社所在地 東京都品川区大崎
(4) 代表者 代表取締役社長 井本満
(5) 総資産 2兆7,769億円
(6) 従業員数 426名

(金融・リース・レンタルのM&A)

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