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東レ<3402>、オランダの炭素繊維複合材料メーカーを約1230億円で買収

掲載日:2018年03月16日

東レ(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣)は、オランダの炭素繊維複合材料メーカーTenCate Advanced Composites Holding B.V.(本社:オランダ、以下「TCAC」)の全株式を取得することを、親会社であるKoninklijke Ten Cate B.V.(本社:オランダ、以下「KTC」)との間で合意したと発表した。取得価額は、1230億円。

東レが2017年度より進めている中期経営課題「プロジェクト AP-G 2019」では、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」を全社的に推進しているが、その主要な事業の一つとして炭素繊維事業の事業拡大と市場開拓を進めている。東レは既に航空宇宙用途向け炭素繊維事業分野において多くの取引を行っているが、今後更なる拡大が見込まれる航空機用途需要に対応するために、従来の熱硬化プリプレグに加えて、熱可塑プリプレグなどより多様な分野での一層の技術開発と拠点整備が課題となっていた。

今回、買収を決めたTCACは、欧米に主要製造拠点を有するプリプレグメーカーで、同社の材料は航空宇宙用途において、熱可塑性樹脂及び高耐熱熱硬化性樹脂材料を中心に幅広い採用実績を有している。特に熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維基材のグローバル リーディングカンパニー。今回の買収により、TCACが得意とするこのような製品群に対し、当社が強みを有する幅広い炭素繊維技術や、ポリマー技術など投入することで、大きなシナジーを期待でき、さらに両社の商流を融合させることで、顧客に対してより幅広いラインナップを提案することができる。小型航空機向け市場拡大に迅速に対応し、中長期的には自動車用途などの産業用途に向けて、一層の事業拡大を図る考え。

【異動する子会社の概要】
名 称: TenCate Advanced Composites Holding B.V.
所在地: G. van der Muelenweg 2, 7443 RE Nijverdal, The Netherlands
代表者の氏名: Frank Johan Meurs, Frank Rutger Spaan
事業内容: 炭素繊維複合材料の製造・販売
設立年月日: 2016年9月14日

【株式取得の相手先の概要】
名 称: Koninklijke Ten Cate B.V.
所在地: Stationstraat 11, 7607 GX Almelo, The Netherlands
代表者の役職・氏名: J.H.L. Albers(CEO)
F.R. Spaan(CFO)
事業内容:繊維製品及び複合材料の製造・販売
資本金: 67百万ユーロ

(繊維・衣料製造のM&A)

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