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東海カーボン<5301>、341億円でアメリカのカーボンブラックメーカー等を買収

掲載日:2018年06月27日

東海カーボン(本社:東京都港区、代表:代表取締役社長 長坂一)は、米国に本社を置くカーボンブラックメーカーであるSid Richardson Carbon, Ltd.(以下、SRC社)及びその関連会社2社を子会社化することを決議し、持分譲渡契約を締結したと発表した。取得価額は、341億円。最終的な株式取得完了日は2018年9月上旬を見込んでいる。

東海カーボンは、石油、石炭系原料油等で製造するファーネスブラックの分野では、日本、タイ、中国に生産拠点を展開し、アジアにおけるリーディングカンパニーの地位を築き、また、2014年にはカナダのカンカーブ買収により、天然ガスを主原料とするサーマルブラックの分野への進出も果たしており、東海カーボンの収益力向上に大きく寄与している。

一方、Sid Richardson Carbon, Ltd.(SRC社)は、創業1947年のカーボンブラックメーカーで、本社をテキサス州Fort Worthに置く。2017年12月期(実績)は、売上高311.9百万米ドル、EBITDA37.6百万米ドルである。従業員は約350名。米国No.1サプライヤであり、大手タイヤメーカーが集中する米国に3工場保有しており、Bridgestone, Michelin, Goodyear, Continentalなどの大手タイヤメーカーとの優良な顧客基盤を構築している。

北米のカーボンブラック事業については、環境規制の強化の流れを受け、環境基準を満たすための設備投資が必要となるなど参入障壁が高い背景から、米国におけるカーボンブラック工場新設は事実上困難であった。

SRC社の買収は、中期経営計画T-2018の成長戦略の一環として掲げてきた戦略投資であり、特にカーボンブラック事業の非アジア圏進出によるグローバル生産・販売体制の確立をめざし、成長市場への積極展開を行うもの。本件により、多国展開CBメーカーとして実質世界第4位の地位確立し、グローバルプレーヤーとしてのプレゼンス確立につなげる。

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