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住友商事<8053>、ウクライナの総合農業資材販社の2社を買収

掲載日:2018年07月26日

住友商事(本社:東京都中央区、代表:代表取締役 社長執行役員 CEO 兵頭 誠之)は、ウクライナの総合農業資材販社であるSpectr-Agro社およびSpectr-Agrotechnika社(以下、2社を総称して「スペクター社」)の株式51パーセントを取得し、ウクライナでの農業資材直販事業に参入すると発表した。

スペクター社は、ウクライナ全土の約3,500軒の農家向けに、農薬や種子、肥料などの農業資材を販売している。2009年の設立以降、広範な商品ラインナップを用意するだけでなく、各農家への質の高い営農指導などの機能提供を通じて農家の生産性向上に貢献し、2012年には農機販売も開始した。事業は順調に拡大し、現在では、農業大国であるウクライナにおいても有数の農業資材販売会社に成長している。売上高は約130億円で、特に農薬では約1割の販売シェアを誇る。今後、住友商事はスペクター社の自社ブランド品開発や農業用機械の導入促進サポートなどを通じてスペクター社のさらなる事業拡大に貢献し、5年以内に売上高250億円(約2倍)を目指す。

ウクライナは、温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれた自然環境が大きな特徴であり、日本の約7倍に当たる約3,300万ヘクタールの広大な耕地面積を有している。穀物生産量は世界第7位で、小麦やトウモロコシの生産が盛んな世界有数の農業大国。今後も作付面積の拡大が予想され、単位面積当たりの収量増加余地も大きいことから、将来的な農業資材需要の増大が見込まれている。

住友商事は、1960年代に農薬の輸出を開始し、90年代に入り東欧各国における農薬輸入販売事業に参入し、ウクライナにおいても99年よりサミット・アグロ・ウクライナ(以下「SAU社)を展開している。現在では世界33か国で展開し、商材を高機能肥料や種子にも広げてきた。各国での事業経営を通じてグローバルな経営人材を育成し、業界固有のノウハウや業界ネットワークを蓄積している。スペクター社はSAU社の長きにわたる重要顧客であり、今回の参入は、過去から築き上げたネットワークにより結実したものとなる。

農業資材直販事業においては、2011年にルーマニアの農業資材問屋であるアルチェド社を買収したほか、2015年にはブラジルでアグロ・アマゾニア社へ出資参画した。今後も、他国を含めたさらなる事業展開を検討しており、それぞれの国や地域の個別農業事情や特色にあわせたきめ細かいサービスを提供することで、農作物の収量増加や食の安定供給に貢献する。

【スペクター社会社概要】
会社名 :Spectr-Agro LLC、Spectr-Agrotechnika LLC
代表者 :Volodymyr Lobach (General Manager)
所在地 :ウクライナ国 キエフ州 オブーヒウ市
主要拠点 :ウクライナ全土
資本金 :約5百万ドル(クロージング後の数値)
売上高 :約320百万ウクライナフリブニャ(1ウクライナフリブニャ=4.2円)
出資構成:住友商事51パーセント、 経営陣および個人株主49パーセント
従業員数:約300名
スペクター社 HP:http://www.spectr-agro.com/about-en/

(その他卸・小売のM&A)

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