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日立キャピタル、自動車レンタル・リース業の独Maske Fleet社などを買収

掲載日:2019年01月09日

日立キャピタル(本社:東京都港区、代表:執行役社長 兼 CEO 川部 誠治)は、ドイツにおいて自動車レンタル・リース業を展開する Maske Fleet GmbH(以下、Maske 社)の株主との間で同社およびオーストリアの子会社である Maske Langzeit-Vermietung GmbH(以下、Maske LangzeitVermietung 社)の全株式取得に関する株式譲渡契約を締結し、2019 年 1 月 1 日(ドイツ現地時間) より、日立キャピタルの完全子会社になったと発表した。

 

日立キャピタルは、「2016~2018 年度 中期経営計画」においてビークルソリューション*1 をグループ共通戦 略と位置づけ、日本ではパートナー企業との協業を進めるとともに、高い競争力を有する英国をはじめ、オランダ、ポーランドに事業を展開しています。 こうした中、欧州大陸でのビークルソリューション事業強化の一環として、Maske社を買収した。ドイツ国内の自動車市場は拡大傾向にあり、新車登録台数は 2013 年より 5 年連続で増加し、2017 年には欧州で最大台数を記録しています。Maske 社は、ドイツ全土*2 で企業向けに、主に自動車の短期レンタル及びリースを展開し、リースにおいては車両購入から自社工場での架装・納車及びメンテナンスまでを全て自社で対応するワンストップサービスを組み合わせた付加価値の高いソリューションを提供しています。また、2014 年にはオーストリアに子会社の Maske Langzeit-Vermietung 社を設立して事業を拡大し、現在はEV車両を導入するなど新しいサービスの提供にも取り組む。

 

日立キャピタルは本買収を契機に、ドイツ及びオーストリア全域におけるビークルソリューションの提供を実現するとともに、日立キャピタルとMaske 社のノウハウを組み合わせることで、独自のモビリティサービス*3の開発をめざす。日立キャピタルは今後も、ビークルソリューションを展開する欧州5か国の事業基盤を強化するとともに、欧 州地域におけるさらなる事業地域の拡大を通じて、安定成長を推進していく。また、革新的な技 術の取り入れによってモビリティサービスの開発をめざすことで、絶えず変化する社会・お客様のニーズにこたえて、新しい価値を創造し提供する「社会価値創造企業」を実現していく。

 

■Maske Fleet GmbH の概要

名 称: Maske Fleet GmbH

所 在 地: An der Autobahn 12-16, 27404 Gyhum/Bockel, Germany (ドイツ ボッケル)

代表者の役職・氏名: Managing Director: Michael Busch

事業内容: 自動車レンタル・リース業

資本金: 5,000 千ユーロ(約 650.0 百万円)

設立年: 1985 年

従業員数: 215 人(2017 年 12 月時点)

大株主及び持株比率: MMG Invest GmbH(100%)

 

■Maske Langzeit-Vermietung GmbH の概要

名 称: Maske Langzeit-Vermietung GmbH

所在地: Perfektastraße 73, 1230 Vienna, Austria (オーストリア ウィーン)

代表者の役職・氏名: Managing Director: Michael Busch

事業内容: 自動車レンタル・リース業

資本金: 235 千ユーロ(約 30.5 百万円)

設立年: 2014 年

従業員数: 7 人(2017 年 12 月時点)

大株主及び持株比率: Maske Fleet GmbH(100%)

総資産: 5,172 千ユーロ(約 672.3 百万円)

 

 

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