買収監査

買収監査 (デューデリジェンス) とは、譲受企業がM&Aを最終判断するにあたり、公認会計士や監査法人、弁護士が譲渡企業の実態を把握するために行う詳細な調査の事を指します。通常、譲渡企業と譲受企業が最終合意に向けてお互いに協力、誠実に交渉することを約する基本合意締結後に行われ、基本合意の中の合意内容の一つとして盛り込まれます。具体的には、それまで(基本合意締結)の交渉の中で前提となっていた資料(顧客リスト、従業員特性、財務諸表、各契約、議事録関係等々)の正確性、資産の実在性、資産の時価評価などを第三者の専門機関の眼で行います。通常大きく分けてビジネスデューデリジェンス、財務デューデリジェンス、法務デューデリジェンスと3つに分けられます。それぞれの分野において、それぞれの専門家が行いますが、ビジネスデューデリジェンスは文字通り、譲渡企業のビジネスの実態を探り、M&Aにより現在のビジネスにどのような影響がでるのか、 M&A後の相乗効果はどのようなものか、またそのM&Aによりもたらされる収益の算定等になるため譲受企業自らが実施する事が多いです。どの範囲まで調査するかは、譲渡企業の規模や特性にもよりますが、通常は譲受企業の判断、もしくは両社の合意によりその範囲を決め執り行われます。