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日本電産<6594>、イタリアE.C.E. S.r.lの買収完了

掲載日:2016年05月23日

日本電産(所在地:京都府京都市、代表:永守 重信)は、子会社であるNidec FIR Elettromeccanica S.r.l.(以下、「FIR」)において、建設現場向け吊り上げ機の開発・製造・販売事業を行っているが、平成28年5月20日にイタリアの非公開会社E.C.E. S.r.l.(以下、「E.C.E.」)の持分100%をE.C.Eの持分保有者から取得致し、E.C.E. が日本電産グループ会社となったと発表した。

日本電産は、家電・商業・産業用モータ事業を戦略的に重要な事業の一つと位置づけ、強化に努めてきた。そのうち商業用モータ事業は、平成24 年11 月の米国Nidec KinetekCorporation(以下、「日本電産キネテック」)買収以降、当社業績進展の一翼を担う重要事業として特に注力しており、欧州においては、日本電産キネテックの子会社であったFIR を通じて厨房機器(食洗機、オーブン等)、建設用機器(吊り上げ機、昇降機、リフト等)、ポンプ向け商業用モータ他を提供している。

日本電産は本件取引を通じ、E.C.E. が主力事業としている建設現場向け吊り上げ機市場でのFIR の地位を更に強化できると考えている。
現在、建設現場向け吊り上げ機の製造・販売は、FIRのグループ会社であるTEA International S.r.l.(以下、「TEA」)が担っており、主な市場は欧州となっている。

一方、E.C.E. はTEAと並ぶブランド力を有し、特に中東地域・北アフリカ地域でベストブランド。TEAは中東地域及び北アフリカ地域の顧客を持っていないため、本件取引により地域的補完が可能となり、また、E.C.E. は代理店による営業が中心であるため、FIR の販売ネットワークおよび営業力を活用することで、中東地域・北アフリカ地域以外での販売拡大も期待できる。
さらに、FIR のサプライチェーンを活用することで購買シナジーを実現し、更なる収益力向上ができると考えている。

(機械・金属製品製造のM&Aニュース)

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