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大手建材メーカーのニチアス（本社：東京都中央区、代表：代表取締役社長 武井　俊之）は、平成 28 年 11 月 21 日開催の取締役会において、日本ラインツ（本社：神奈川県大和市、代表：代表取締役社長 中野 徹）の自己株式を除く発行済株式の 100％を取得することを決議し、同日、株式譲渡契約を締結した。買収額は約25億円。
株主の自動車部品製造会社であるReinz Dichtungs GmbH（本社：ドイツ連邦共和国バイエルン州）と三菱電線工業（本社：東京都千代田区、代表：取締役社長 村田 博昭）から30日付で発行済みの全株式を取得し、子会社化する。

日本ラインツは、自動車部品製造会社で、高負荷エンジンから大容量ディー ゼルエンジンのシリンダーヘッドガスケットなど、エンジンまわりのシール材に加え、防熱・遮熱部品、 排気系部品などの自動車部品を開発・製造・販売を行っている。

ニチアスと日本ラインツは、事業領域が密接に関連しており、両者が保有する独自の技術力、ネットワークを融合し 最大限活用することで高いシナジー効果を期待できることから、自動車部品事業の持続的な成長や企業価値向上に資するものと判断したもの。

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