20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
警備業の事業譲渡【ノンコア事業の切り離し】
譲渡企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
警備業(施設警備中心) |
譲渡理由 |
選択と集中の経営判断 |
買収企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
警備業(交通警備中心) |
買収理由 |
新分野への進出 |
譲渡の理由「選択と集中の経営判断」
譲渡企業は、主として工業団地内の大手企業の施設警備の事業を営んでいました。
しかし、警備業が順調に伸長していた時に、事業の多角化を目論み、負債が重なってしまいました。その負債が収益拡大に足かせとなり、直近数年は、財務内容の改善に努めてきました。
そのような折、弊社(株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A)から、具体的な企業からの買収提案を受けたことをきっかけとし、当該事業の譲渡を検討するに至りました。
3か月間におよぶ交渉の末、お互いにメリットを見出すことができ、かつ大手企業との取引も従前同様に継続することを確認できたことで、友好的なM&Aが成立しました。
買収の理由「新分野への進出」
40年以上、交通警備を中心に着実な事業展開を行ってきた買収企業は、今後、当面続くと思われる若年層の人材不足などの将来の事業展開に不安を抱いていました。
弊社から、「M&A案件の紹介を受動的に待つのではなく、自ら積極的に活動することによって、より良い企業と手が組める」ことを提案したところ、事業の拡大と質的向上策として、M&Aを活用することを選択しました。
買収企業にとっては、長い業歴にて培った交通警備は得意であるが、施設警備や清掃については、過去に何度か依頼はあるものの、受託を断っている状況でした。
今後の事業を展望したときに、施設警備に進出することによって、事業の拡大と質的向上を目指すことにし、新たなノウハウの取得と若年層の人材確保すべきという決断するに至りました。大手企業との継続取引や従業員の継続することを条件としたところ、ほぼすべての利害関係者から友好的に受け止めてもらい、スムーズなM&Aが成立しました。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
本件は、買収企業の戦略に基づいた、譲渡対象企業の発掘支援(ファインディング支援)から取組みを開始しました。
取組み開始から、約1ヶ月で譲渡企業のオーナー社長と弊社との面談を実現、約2ヶ月で譲渡企業と買収企業の両オーナー社長のトップ面談を実現、約4ヶ月で事業譲渡実行となりました。
短期間での成約ながらも、譲渡企業と買収企業の両オーナー社長が協力して、従業員や取引先等の引き継ぎを行っていただいたことにより、新体制への移行をスムーズに行うことができました。
買収企業のオーナー社長より、「譲渡企業の社員たちは優秀でよく頑張ってくれていて、組織全体が活性化しつつある。本件を進めて本当によかった。」というお言葉をいただきました。「M&A案件の紹介を受動的に待つのではなく、自ら積極的に活動することによって、より良い企業と手が組める」という弊社から買収企業への提案が実現した良い事例となりました。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。