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M&A体験談インタビュー

M&A体験談インタビュー

掲載中

ベンチャー企業の出口戦略としてのM&A

タイトル:
「ベンチャー企業の出口戦略としてのM&A」
講師:
株式会社スターガレージ 執行役員CMO(創業者) 杉山 拓也 氏
聞き手:株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A 企業提携第二部 部長 木下 正康

杉山氏からのご挨拶

A.
本日はこのような場を設けて頂きありがとうございます。私は現在、国内では最大の実績数のスマホアプリのストア内検索エンジン対策(ASO)事業を行う株式会社スターガレージでCMOを務めています。

起業前は広告代理店の新規事業部に所属し、新規事業の立案や不採算事業の立て直しを5年ほど行いました。こうした中で起業のチャンスに恵まれたわけですが、事業立ち上げに際し「市場性のあるもの」、「市場が拡大中のもの」を基準に考えていました。特にアプリが好きだった、これまでアプリの仕事をしてきた、というわけではなく、拡大していく市場で雇用を生み出して、さらには急成長している日本のアプリマーケットを世界に誇れる産業にしていきたい、それが一番の社会貢献になるのではないか、
というのが主な起業の動機でした。

本件については「創業2年以内で、社長の年齢も若いのに、どうして会社を売却したのか?」というのが皆さんの関心どころだと思います。先ずは、当時の会社の状況についてお聞かせください。

A.
スターガレージの設立メンバーは、CMOである私のほか、CTO、CFOの3名でした。
初年度に事業形態を変更し、ようやく市場に受け入れられ、徐々に売上が上がっていく状態でした。スタートアップのフェーズで言えば、まだ出来立てのシードという段階です。資金計画で言えば、当時は銀行からの融資を受けつつ、ベンチャーキャピタルと2000万円~3000万円の調達の話し合いをしていました。市場性があることが分かり、大手企業との取引や提携も決まり始め、売上も立ちつつあり、これからどのくらいのスピードで加速していくか?を考えている時期でした。

私も色々な決断をした上での起業でした。

2014年8月に初めてコーポレート・アドバイザーズさんからM&Aの提案を受けましたが、当然ながら、私にはM&Aを含めたイグジットという考えは浮かんでいない状況でした。

それでは、なぜ、そのような状況のなかで、M&Aを検討することになったのでしょうか?

A.
コーポレート・アドバイザーズさんからお手紙が届きまして、「資本提携を検討されている企業があります」と書かれてありました。そして、実際に会ってM&Aの提案を受けたのですが、まだまだ半信半疑でした。立ち上げたばかりの会社を買いたい人がいるなんて、信じられませんでした。

具体的に検討するようになったのは、財務資料を渡した日の夜に、私の携帯に木下さんから連絡が入り、具体的な条件面である金額や交渉の着地点の提案を受けました。
「市場のポテンシャルを考えると、御社の強みと買収先の弱みが補完され、シナジー効果が見込めるので、価値のあるお話になりますよ」と伝えてくれました。この「スピード感」と「具体性」により、「この人は本気だな」、と実感しました。
ここまでゴールの見えるお話と、M&Aの戦略を語って頂ければ「これならこのM&Aのお話を進める価値はある」と考えることはごく自然だったように思います。

どのような点にメリットを感じて、最終的にご決断に至ったのでしょうか?

A.
今回M&Aを決断した背景を4つお伝えしたいと思います。
[1]
スタートアップ時は、少ないリソースの中で競合他社よりも素早いスピードで成長する必要があります。提案を受けたM&Aの内容は、その足りないリソースを充足し、スピーディーに事業を拡大していくことができるものでした。具体的には、売却先の会社との事業シナジーが非常に大きかったことです。

[2]
社会的な意義。理念である「雇用を生み出し社会に貢献していく」ためには、組織を形成する必要があるということです。0から1を生み出すことを得意とする私にとっては、M&Aを通じて、1を10や100に成長させることが得意な会社と手を組む、または委ねることも良い選択肢の1つでした。

[3]
M&Aにより創業時の株式を現金化できることもあります。これは個人的な話になるかもしれませんが、私は新しい事業を生み出すことに価値を見出している人間ですので、「次の事業資金が確実に確保できる」というメリットも大きかったです。

[4]
木下さんとの出会いです。約半年間、M&A実行日まで、ほぼ毎日、電話のやり取りをして信頼関係を築けたことも決断できた理由です。M&Aは、わからないことだらけでしたので、その都度、解決策や交渉の方向性を示してもらったという安心感は、私にとっては非常に大きな支えになっていました。

M&Aを実行してから、間もなく1年が経過しますが、M&Aを実行した直後、それと、現在の状況はいかがでしょうか?

A.
M&Aを行う前は、少ないリソースの中で、実務も、採用も、資金繰りも行わなければならず、苦労していました。M&A後は、採用や資料作成等に時間を取られることなく、実務に集中できるようになり、事業そのものは全く変わっていないのに、売上が2~3倍なりました。その要因は、人員体制です。

業界のベテランや優秀な人材にも巡り会え、そういった社員と共に営業の戦略を立案したり、商材の売り方を工夫したりしました。このような、以前では考えられないことがM&Aにより実現できました。また、これまでの「ASO事業」だけではなく、新規事業「アプリ収益化のためのシステム」も並行して立ち上げました。これも、M&A前では考えられないことです。

事業計画に書かれていない事業に手を伸ばすこともできました。おかげさまで、現在グループ社員含め50名体制にもなりましたので、顧客のアプリ事業の収益化の面での課題は解決できる体制となりました。

実際に会社を売却した経験を通じて、皆様に対して、一言、お願いします。

A.
どうしても世の中的には、「バイアウト=身売り」のイメージがあります。知人からも「これはおめでとうなの?」といったコメントもありました。私の考えとしては、IPOなどと同じく、バイアウトは一つの「通過点」です。

日本のベンチャー、起業家たちは、イグジットを意識せずに起業するケースが多いのが現状です。しかし、イグジットのタイミングは「チャンスがきたとき」だと私は考えています。

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