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起業前は広告代理店の新規事業部に所属し、新規事業の立案や不採算事業の立て直しを5年ほど行いました。こうした中で起業のチャンスに恵まれたわけですが、事業立ち上げに際し「市場性のあるもの」、「市場が拡大中のもの」を基準に考えていました。特にアプリが好きだった、これまでアプリの仕事をしてきた、というわけではなく、拡大していく市場で雇用を生み出して、さらには急成長している日本のアプリマーケットを世界に誇れる産業にしていきたい、それが一番の社会貢献になるのではないか、
というのが主な起業の動機でした。
私も色々な決断をした上での起業でした。
2014年8月に初めてコーポレート・アドバイザーズさんからM&Aの提案を受けましたが、当然ながら、私にはM&Aを含めたイグジットという考えは浮かんでいない状況でした。
具体的に検討するようになったのは、財務資料を渡した日の夜に、私の携帯に木下さんから連絡が入り、具体的な条件面である金額や交渉の着地点の提案を受けました。
「市場のポテンシャルを考えると、御社の強みと買収先の弱みが補完され、シナジー効果が見込めるので、価値のあるお話になりますよ」と伝えてくれました。この「スピード感」と「具体性」により、「この人は本気だな」、と実感しました。
ここまでゴールの見えるお話と、M&Aの戦略を語って頂ければ「これならこのM&Aのお話を進める価値はある」と考えることはごく自然だったように思います。
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社会的な意義。理念である「雇用を生み出し社会に貢献していく」ためには、組織を形成する必要があるということです。0から1を生み出すことを得意とする私にとっては、M&Aを通じて、1を10や100に成長させることが得意な会社と手を組む、または委ねることも良い選択肢の1つでした。
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M&Aにより創業時の株式を現金化できることもあります。これは個人的な話になるかもしれませんが、私は新しい事業を生み出すことに価値を見出している人間ですので、「次の事業資金が確実に確保できる」というメリットも大きかったです。
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木下さんとの出会いです。約半年間、M&A実行日まで、ほぼ毎日、電話のやり取りをして信頼関係を築けたことも決断できた理由です。M&Aは、わからないことだらけでしたので、その都度、解決策や交渉の方向性を示してもらったという安心感は、私にとっては非常に大きな支えになっていました。
業界のベテランや優秀な人材にも巡り会え、そういった社員と共に営業の戦略を立案したり、商材の売り方を工夫したりしました。このような、以前では考えられないことがM&Aにより実現できました。また、これまでの「ASO事業」だけではなく、新規事業「アプリ収益化のためのシステム」も並行して立ち上げました。これも、M&A前では考えられないことです。
事業計画に書かれていない事業に手を伸ばすこともできました。おかげさまで、現在グループ社員含め50名体制にもなりましたので、顧客のアプリ事業の収益化の面での課題は解決できる体制となりました。
日本のベンチャー、起業家たちは、イグジットを意識せずに起業するケースが多いのが現状です。しかし、イグジットのタイミングは「チャンスがきたとき」だと私は考えています。
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