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M&A体験談インタビュー

M&A体験談インタビュー

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創業オーナーの体験談から学ぶ
『最良の相手とのM&A』

タイトル
創業オーナーの体験談から学ぶ
『最良の相手とのM&A』
講師
ライフコミュニティ株式会社 創業者・顧問 田村 晃清 氏
聞き手:株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A 経営支援グループ マネージャー 伏江 亜矢

創業の経緯

Q.
ライフコミュニティ株式会社の創業の経緯・想いをお聞かせ下さい。
A.
大学時代のアルバイト先であるビル清掃会社がマンション管理会社を新規に立ち上げまして、卒業後はそのマンション管理会社に入社しました。入社から約11年後の昭和60年に、複数社で出資して新しいマンション管理会社を設立する話が持ち上がり、私は代表に就任しました。
その後、経営は順調でしたが、バブルが崩壊し、出資していただいている株主様の多くが倒産するなどして経営環境の変化がありました。そして、新しく就任した社長との経営方針の食い違いもあり、平成15年に退職しました。
平成15年6月にライフコミュニティ株式会社を設立しました。一般的に、マンション管理会社は親会社が不動産業を営むケースが多く、利益優先主義がまかり通っているように感じていました。しかし、長年マンション管理業に携わるなかで、会社第一主義、株主第一主義ではなく、「お客様第一主義の会社を作りたい」という想いがあり、独立系として、そうした会社を自分でつくろうと決心しました。

M&Aを検討したきっかけ

Q.
田村様は、昨年7月1日にライフコミュニティ株式会社の全株式を譲渡されました。検討を開始されたきっかけを教えてください。
A.
平成26年12月に3週間の入院生活を余儀なくされ、事業承継の必要性について考えるようになりました。私は子供が3人いまして、末の息子が自社に入社しましたが、まだキャリアの浅さもあり、息子への承継は断念しました。同時に、社内承継を意識して取締役を1名選任していました。
実務面では問題ありませんでしたが、経営や新規受注の観点でみるとやや社長としての経験不足が否めませんでした。このような経緯を経て、事業承継の選択肢としてM&Aを検討するようになりました。
平成27年9月ごろ、コーポレート・アドバイザーズさんとは別のコンサル会社から提案を受け、面談を実施しました。価格面では折り合いましたが、相手会社がデベロッパー系の管理会社でしたので、私が重視してきた顧客第一主義の社風と合わないのではないかと考え、お断りをしました。

候補先の印象

Q.
その後、弊社から候補先として3社ご提案いたしましたが、まず、1社目は、いかがでしたか?
A.
1社目は、他業種ということもあり価格面で折り合いませんでした。2社目は、新興デベロッパー系の管理会社でした。当初よりもいい価格条件でしたが、利益第一主義になってしまうと思いお断りしました。
3番目にご提案いただいた、電鉄系のマンション管理会社様の考え方は下記のものでした。

 ① 社風として顧客第一主義
 ② 社員を大切にする
 ③ M&A後すぐに合併等は考えていない

①~③を聞き、これまでの候補先のなかで最も自社方針に似ていると感じ決断に至りました。
特に印象に残っているのは、相手様が「私達は電車を走らせ、線路を守っています。何かトラブルがあった場合、線路を持って逃げることはできません。マンション管理事業においても、顧客第一主義を掲げ、問題が起きた場合は根本的な解決を心がけています」と述べたことです。この言葉が私の心に響きました。信頼関係の大切さを私と同じように重視している会社だと直感しました。さらに③についても、好印象でした。当面は自社のやり方を尊重し、時間をかけてすり合わせていくとの言葉に、さらに確信を持ちました。

幹部の反応

Q.
クロージングに向けて各種調整を行うなかで、幹部・社員の方々に本件についてご説明されましたが、その反応はいかがでしたか?
A.
デューデリジェンスを実施する都合上、幹部社員に対しては平成28年1月に話をしました。拒否反応が強くありました。幹部が反対した理由としては、下記の理由によるものでした。

 ① 独立系の管理会社であるべき
 ② 顧客第一主義=品質第一主義がまもられるかどうか不安
 ③ 大手企業のグループに入ることによって色々な制約が加えられるのでは

社員の反応

Q.
一般社員の方へのご説明とその反応はいかがでしたか?
A.
M&Aの実行が7月1日でしたので、社員の不安を解消するには時間が必要だと私なりに判断し、平成28年5月下旬に全社ミーティングを通して説明を始めました。ミーティング実施後、6月からはほぼ毎週、説明会を開催しました。繰り返し「雇用は全員継続されること」を伝えた上で、必要に応じて一人一人の不安を聞き取り、質問に回答しました。
時間をかけた甲斐もあり、最終的には全社員が今回のM&Aに対して理解を示しました。そして、実行当日、会議室で先方会社の役員様にご出席いただいた上で、懇親会を開くことができました。新たなスタートをよい雰囲気で切ることができ、M&A実行から7ヶ月経過する現在でも、定年退職以外の退職者はありません。

取引先の反応

Q.
様々な課題について田村様と相手先様で協力し乗り越えていただき、昨年7月1日に無事、M&Aを実行されました。M&A後に実施した、取引先であるマンション管理組合への説明について反応はいかがでしたか?
A.
管理組合に対しては、案内状を作成し、理事会のときに各担当者より書面に基づき説明をしました。全マンションのうち1件を除き了承されました。残りの1件は次の理事会時に私が出席して、説明をすることで了解を得ました。さらに、会社関係については、案内状を郵送することによって、特に問題はありませんでした。

現況について

Q.
田村様の現況についてお聞かせください。
A.
現在、趣味のゴルフの他、NPO団体からのセミナー講師等、忙しくしています。勤務日以外の日は、仕事の意識が希薄になっていて、これまでと違い、自分のための時間を過ごしています。

これからM&Aをご検討されるオーナー経営者様にメッセージ

Q.
最後に、これからM&Aをご検討されるオーナー経営者様にメッセージをお願いいたします。
A.
今すぐに譲渡しなければならない状況のときよりも、話が進展しない場合はしばらく自分で経営をすればよいという状況のときの方が、じっくり相手を見極めながら有利に交渉を進められますので良いと思います。

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