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パナソニック、連結子会社のパナソニックデバイスを新旭電子工業へ売却

掲載日:2014年12月24日

パナソニックは、事業成長機会の拡大を図るため、12月22日、連結子会社でビルドアッププリント配線板を生産するパナソニックデバイス山梨(以下、「PID山梨」)の全株式を新旭電子工業株式会社(以下、「新旭電子工業」)に譲渡することを決定した。
PID山梨は、1986年11月に、片面・両面プリント配線板を生産する工場として事業を開始した。近年は、生産品目を主力のデジタルカメラから、車載・産業用プリント配線板へと商品陣容の拡大を図ってきた。しかしながら、事業規模や競争力の観点からPID山梨を当社傘下のまま事業継続することは困難と判断し、シナジーによる事業成長機会の拡大を図ることができる新旭電子工業に株式譲渡することとした。
同日、パナソニックと新旭電子工業は株式譲渡契約を締結。パナソニックは、2015年3月31日をめどにPID山梨の全株式の90%を新旭電子工業に譲渡するとともに、残る10%を一定期間保有し、事業の円滑な引継ぎに協力する。なお、PID山梨は、株式譲渡後、「新旭電子工業山梨株式会社」に社名を変更する予定。

【譲渡する会社の概要】
(1)名称  :パナソニックデバイス山梨株式会社
(2)所在地 :山梨県南アルプス市戸田字下戸田432番5
(3)代表者 :取締役社長 村瀬 恭通
(4)事業内容:ビルドアッププリント配線板/多層プリント配線板の開発・製造・販売
(5)資本金 :400百万円
(6)設立  :1986年11月

【譲受する会社の概要】
(1)名称  :新旭電子工業株式会社
(2)所在地 :滋賀県高島市新旭町藁園2588番地
(3)代表者 :代表取締役社長 大島 節子
(4)事業内容:銅スルホールプリント配線板/防虫プリント配線板/
        片面・両面ノンスルホールプリント配線板/
        多層プリント配線板の開発・製造・販売
(5)資本金 :80百万円
(6)設立  :1980年12月

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