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ＦＤＫは、旭化成（本社：東京都千代田区、社長：浅野 敏雄）との合弁会社の旭化成ＦＤＫエナジーデバイス（本社：静岡県湖西市、社長：筒井 清英、以下「ＡＦＥＣ」）でリチウムイオンキャパシタ（以下「ＬＩＣ」）事業を運営していたが、合弁事業を解消することとなった。なお、合弁事業の解消時期は6月30日を予定。
ＡＦＥＣは、2011年10 月に、ＦＤＫと旭化成の優位性あるＬＩＣの技術を融合し、事業開発のスピードを加速することを目的に設立され、ＬＩＣの技術開発において一定の進展が得られている。しかしながら、様々な蓄電デバイスの中でＬＩＣの市場創出が想定より遅れているなどといった、昨今の事業環境の変化を踏まえ、両社で同事業の方向性について再検討を行った結果、今後は両社がそれぞれ独自の経営方針に基づいてＬＩＣ事業の運営をしていくことで一致し、このたび合弁事業を解消することで合意に至った。
ＦＤＫは、旭化成の保有するＡＦＥＣの全株式を譲受する。今後、ＦＤＫは今回の合弁事業を通じて得られた成果を活かし、急速充放電が可能で、高いエネルギー密度を有した蓄電デバイスとして大きな可能性を秘めたＬＩＣ事業を継続し、様々な形で貢献できるエネルギーマネジメントメーカーを目指す。

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