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日立化成は、2016年1 月1 日（予定）を効力発生日とし、完全子会社である新神戸電機を吸収合併すると発表した。
日立化成グループでは、「高機能材料」、「自動車部品」、「蓄電デバイス・システム」、「ライフサイエンス」の4 分野を重点事業分野と位置づけ、強化・拡大に取り組んでいる。中でも、今後とも高い成長が見込まれる「蓄電デバイス・システム」事業は、グローバル展開に注力し、「高機能材料」「自動車部品」に次ぐ第三の事業の柱として成長させる計画。
こうした状況の下、日立化成は、新神戸電機が担当している蓄電デバイス・システム及び合成樹脂製品の事業を日立化成主導で推進し、グループシナジーを創出する体制を整えるため、2012 年5月をもって日立化成の完全子会社としたのを皮切りに、2013 年4 月までに同社の研究開発、事業企画、営業の各機能を当社に統合し一体化を推進してきた。
その後の事業展開の中で、将来の事業強化策につき検討を行った結果、意思決定・指揮命令系統の簡素化による事業のスピードと効率の向上、人的資源のグループワイドでの最適配置等の観点から、更なる一元的な組織運営が必要との判断に至った。このため、新神戸電機を日立化成に吸収合併して、製造機能を含め両社の完全な一体化を図り、グローバル競争基盤を強化することが両社で合意された。

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