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日立造船、グループのニチゾウテックに放電破砕事業を譲渡

掲載日:2015年04月01日

Hitz日立造船は、放電破砕事業を本年4月1日付けで日立造船グループのニチゾウテックに譲渡した。

放電破砕工法は、日立造船が1995年に開発した、高電圧を瞬間的に放電することで岩盤やコンクリートなどを破砕する技術。破砕装置は、主にコンデンサ、放電衝撃発生装置、放電ケーブル、放電カートリッジ(名称:エコリッジ)から成り、1,500~6,000ボルトの電圧を放電カートリッジに流すことでカートリッジを破裂させ、対象物を破砕する。
放電破砕工法は、トンネル工事や橋梁補修工事など約100件の施工実績を有し、東日本大震災により海中に沈んだ防潮堤の破砕など、水中での施工実績も有している。
また、日立造船は、放電破砕装置の販売・リースや施工請負、カートリッジ販売などを行っており、日立造船防災事業の主力製品として営業してきましたが、プラントやインフラ製品の補修工事や保守・メンテナンス、検査などで高い実績・ノウハウを有するニチゾウテックに事業譲渡することで、より放電破砕事業を拡大できると判断した。

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