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日本トムソン（本社：東京都港区、代表：取締役社長 宮地茂樹）は、10月17日の取締役会において、優必勝（上海）精密軸承製造有限公司（以下、「UBC上海」）の持分を取得し、優必勝（蘇州）軸承有限公司（以下、「UBC蘇州」）を子会社化すると発表した。取得価額は未公表。持分譲渡実行日は、平成29年1月を予定している。

日本トムソンは、針状ころ軸受及び直動案内機器等、ならびに諸機械部品の製造・販売事業を運営している。
一方、UBC上海は、ボールベアリング、テーパーローラーベアリング、シリンドリカルローラーベアリングなどを製造・販売しており、「UBC」ブランドによる各種ベアリングを中国国内のほか、世界32か国に販売するネットワークを持ち、自動車、風力発電、ロボット、建設機械、鉄鋼メーカー等に提供している。

今後は、UBCグループとの協業を通じて、製品ラインアップの拡充を図り、販売ネットワークを活用したクロスセルによる拡販、共同調達によるコスト削減等、多岐にわたるシナジーの実現を図る。また、グローバル市場での需要開拓を強化し、将来にむけた成長戦略を加速させる。

（機械･金属製品製造のM&Aニュース）