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セコム（本社：東京都渋谷区、社長：代表取締役　中山泰男）は、英国のセコムグループ会社であるセコムＰＬＣ（本社：英国･ロンドン、社長：竹澤 稔）を通じて、同国北アイルランドに本社を持つセキュリティ会社「スキャンアラームＬｔｄ．」（以下、スキャンＡＬ社）の発行済み株式100％を取得し、子会社化したと発表した。

セコムは1991年４月に英国のキャロルセキュリティグループを買収し、英国におけるセキュリティ市場に参入。1995年６月には全国規模のアンバサダーセキュリティサービスを買収、翌年の1996年１月に両社を合併し、セコムＰＬＣを設立した。

セコムＰＬＣは、英国のセキュリティ業界で第３位のセキュリティ会社で、英国全土にオンライン・セキュリティシステムをはじめとするサービスを提供。2007年には、英国セキュリティ業界のオスカー賞とも言われる「セキュリティ・エクセレンス・アワード」の「最優秀顧客サービス賞」を受賞するなど高い評価を得ている。

今般、子会社化したスキャンＡＬ社は、北アイルランドにおいてセキュリティシステムの販売・設置・保守を行うセキュリティ会社であり、今回の子会社化を機に、セコムＰＬＣで直接サービスを提供する体制を構築する。

これにより、英国全土でセキュリティサービスを直接行える体制が整うため、さらなる業容拡大を目指すとしている。

（その他サービスのＭ＆Ａ）