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モーニングスター（本社：東京都港区、代表：代表取締役社長　朝倉 智也）は、米国の資産運用会社 Carret Asset Management LLC の持株会社である Carret Holdings, Inc.の株式の 67％を取得し、Carret Asset Management LLC を子会社とすることを決議したと発表した。

モーニングスターグループは、創業以来、「投資家主権の確立」を標榜し、国内全ての投資信託の分析・評価情報や 投資教育ならびに投資アドバイスの提供を行うとともに、良質かつ運用力の高い投資信託商品の提供を行い、投資家の的確な資産形成のサポートに貢献してきた。

日本の家計の金融資産に占める投資信託の比率は約 4％と依然として低いものの、政府が提唱する「貯蓄から資産形成」の元、つみたて NISA や iDeCo（個人型確定拠出年金）などの税制優遇制度により、 若年層を含めた投資家層が大きく拡大してきており、今後は投資信託の残高も大きく伸びることが想定され、モーニングスターグループはこれまでと同様に、投資信託の評価や投資アドバイス事業と、最適な投資信託商 品の提供を積極的に推進していく。

このたび子会社化する Carret Asset Management LLC (以下、CAM)は、米国最古のファンドのひとつであるパイオニアファンドを立ち上げた Philip Carret 氏(以下、Carret)が創設した資産運用会社であり、Carret は長期バリュー投資の哲学を世に広めた第一人者であり、投資の神様として世界中で崇められているウォーレン・バフェット氏が、“私の知っている中で長期で最も高い運用実績をあげているポー トフォリオマネジャーである”と称した人物です。

CAM は 1962 年の創設以来、50 年以上にわたり Carret の長期バリュー投資の運用哲学を継承してき ました。CAM の運用残高は、約 2,886 億円（26 億 US ドル、1 ドル＝111 円換算、2018 年 7 月末）で、 運用残高全体の約 7 割が債券運用、3 割が株式運用であり、両資産ともに長期で安定した運用実績をあげ、主要顧客である富裕層や機関投資家から高い評価を受けている。 モーニングスターは 100％子会社に資産運用会社の SBI アセットマネジメントと投資助言会社のモーニングスター・アセット・マネジメントを保有しており、このたび子会社化する CAM と協業して、投資家の皆様 に最適な資産運用商品を提供することで、投資家一人一人の的確な資産形成をサポートし、ひいては政 府が提唱する投資家の「貯蓄から資産形成」に貢献していくとしている

【異動する子会社の概要】
名称： Carret Asset Management LLC
本店所在地： 320 Park Avenue New York, NY
代表者の役職・氏名： President Wayne Reisner
事業内容： 投資運用業及び投資助言
資本金の額： LLC のため該当ありません

【株式を取得するCarret Asset Management LLC の持株会社 Carret Holdings, Inc.の概要】
Carret Holdings, Inc.は、Carret Asset Management LLC を保有する以外には、事業を行なっていません。
名称： Carret Holdings, Inc.
本店所在地： 320 Park Avenue New York, NY
代表者の役職・氏名： President – Marco Vega
事業内容： Carret Asset Management LLC の持株会社
資本金の額： １米ドル
設立年月日： 2006 年 12 月 29 日

【取得の相手先の概要 （2018 年 6 月 30 日現在）】
名称： GＢ Capital Holdings, LLC
本店所在地： 320 Park Avenue New York, NY
代表者の役職・氏名： Director Susan Demers
事業内容： 持株会社
資本金の額： LLC のため該当ありません

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