20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
システム開発会社の譲渡【株式譲渡】
譲渡企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
システム開発、データ分析、インフラ構築・運用 |
譲渡理由 |
後継者不在 |
買収企業 |
所在地 |
西日本 |
事業内容 |
情報システムなどの専門学校の運営 |
買収理由 |
「学+働」体制の強化 |
譲渡の理由「後継者不在」
譲渡企業は、大手システム開発会社の役員であったオーナーが25年前に創業。かかる創業者の加年に伴い、事業承継の対応が必要なタイミングを迎えていた。
株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A(以下「CAMA」。)が、最初にオーナーとお会いしたのは、M&Aの実行より5年ほど前。当時から、「M&A(第三者への事業譲渡)という選択肢も有り得る。」というお考えではあったものの、「もう少し先の課題。」という印象であり、先ずは、次期社長になり得る人材を外部からヘッドハンティングし、経営(社長職)の承継から着手していた。しかしながら、資本(株式)の承継については、相応の資金が必要となることから、ヘッドハンティングをおこなった人材を含め、社内での承継については、目処が立たない状況であった。
その折、改めて、CAMAへの相談をいただいたことにより、M&Aによる事業承継問題の解決に取り組むこととなり、CAMAとしては、オーナーのご意向を最大限に勘案した結果として、先ずは同業者ではなく、尚且つ、まったくの異業種でも無い優良企業を、M&Aの候補先として探す方針を提案。CAMAのデータベースより、該当先を複数社ピックアップし、最適な候補先の選定と、CAMAによる最終選定先との各種の調整を実施。
買収の理由「「学+働」体制の強化」
買収企業は、地域創生の一環として、地元で大規模な専門学校を運営することにより、進学に伴う若者の流出を抑制することを含め、長年に渡り、複数の学校の運営をおこなっている企業。一方、就職のタイミングにおいても、仕事の多い都会に流出する若者が多いことから、地元での雇用づくりと共に、東京都市圏での雇用の場の確保を、グループ戦略の一つにしていた。
今回のCAMAからの提案は、前述の戦略に沿うものであり、オーガニックな対応が難しいと判断していた矢先でもあったことから、東京での本格的な拠点を確実に築くという観点から、M&Aを希望する意向を表明し、最終合意に至った。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
イレギュラーな対応が発生するなど、当初に想定していたスケジュールを大きく超過したM&A対応となりました。この点については、事業承継をやり遂げるというオーナー社長の揺るがない意思と、それを理解している買収企業の方々の支えにより、晴れての縁結びが整うこととなりました。また、両社の地理的な位置や、主たる事業の内容が程よく異なっていることから、M&Aによるシナジー効果を創出する確度が高いご縁と考えています。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。