20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
ビルメンテナンス・工事会社の譲渡【株式譲渡】
譲渡企業 |
所在地 |
首都圏 |
事業内容 |
ビル・マンション管理、清掃、工事業 |
譲渡理由 |
後継者不在 |
買収企業 |
所在地 |
西日本エリア |
事業内容 |
不動産総合サービス事業 |
買収理由 |
首都圏エリアの拡充・内製化 |
譲渡の理由「後継者不在」
譲渡企業は、ビルメンテナンス業の黎明期からの老舗企業で、首都圏エリアにおいて地域密着で事業拡大をしてきました。事業領域としては、ビル管理、マンション管理、清掃、工事などを行っています。
オーナーは創業者。社内に後継人材はいたものの、営業面での先行き不安を補完し、従業員に対する長期的な雇用の安定化、教育体制の強化を実現するために、M&Aを事業承継の手段として選択しました。
相手先の検討にあたっては、価格等の条件面のほか、①案件の供給が期待できること(営業面の強化)、②人材の教育体制が整っていること(教育体制の強化)、③安定した経営基盤を持っていること(従業員が安心して働ける環境)、などの観点から検討し、最終的に買収企業への株式譲渡を決断しました。
買収の理由「首都圏エリアの拡充・内製化」
買収企業は、西日本エリアを中心に事業展開をしている不動産総合サービス企業です。これまで、首都圏においては、譲渡企業が行っている事業領域(ビル・マンション管理、清掃)については、グループ外の協力会社に業務を発注していました。そのため、首都圏エリアにおいて、ビル・マンション管理、清掃業務を行う会社をM&Aにより獲得することが、買収企業グループとしての課題となっており、ファインディング(M&A案件の発掘)を得意とする弊社(コーポレート・アドバイザーズM&A)に対して、「該当する企業に対するM&Aの提案」を依頼するに至りました。
譲渡企業は、当然ですが既存顧客を持っているため、内製化を進めていくのには時間がかかりますが、既存顧客と従業員を守りながら人材採用・育成を推進していくことで、当初の目的である首都圏エリアでの業容拡大・内製化を実現させていく方針です。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
買収企業からファインディング(M&A案件の発掘)のご依頼を頂いたことを契機とし、譲渡企業のオーナー様と2年程前に初めてお会いしました。当初は、「事業承継の選択肢としてM&Aも検討しているが、すぐではない」というお話でしたが、その後、コロナ禍で会社の将来に不安が生じ、本格的にM&Aの検討を開始されました。
相手先に関しては、当初より提案させて頂いていた買収企業であれば、自社の強み(人材や地域密着の事業基盤)を生かし、課題(営業面、教育体制、資金力)を補完できるであろう点が決め手となり、成約に至りました。
譲渡企業オーナー様からは、「お互いの強み・弱みを補完できるとても良い相手を紹介した頂けた」とのお言葉を頂き、買収企業様からは、「念願の首都圏エリアでの業容拡大・内製化を推進できるM&Aとなった」とのお言葉を頂くことができ、大変うれしく思っております。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。