20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
調剤薬局運営会社の譲渡【株式譲渡】
譲渡企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
調剤薬局 複数店舗の運営 |
譲渡理由 |
経営基盤の強化 |
買収企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
調剤薬局等の運営 |
買収理由 |
事業の拡大 |
譲渡の理由「経営基盤の強化」
譲渡企業は、半世紀の歴史を有する老舗の調剤薬局の運営会社。
オーナーは、創業者である父親から経営のバトンを受け取った二代目社長。
常に俯瞰した目線を持ち、業界が直面している社会的な制度に対する先行き不安を補完し、従業員に対する長期的な雇用の安定を図る為には、大手資本への参画が、将来的には望ましいとの考えを持っていた。
しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの発生による処方箋枚数の減少や、医療機関の一時閉鎖などの想定外の影響から、自身としては、経営者としての立場をアーリーリタイアすることとなるものの、前述の補完と雇用安定を優先することとし、このたびの英断に至りました。
買収の理由「事業の拡大」
買収企業は、調剤薬局の多店舗展開を積極的におこなっている、調剤薬局の大手運営会社。
新規出店によるカニバリゼーションの発生よりも、各地域に確固たる基盤を築いている既存の調剤薬局に参画して頂くことによる、友好的な規模の拡大を積極的に行っています。
このたびのM&Aについても、株式譲渡の方法により、親子2代に渡り守ってきた会社名や屋号を変えることなく、今まで通りに継続することを選択し、譲渡企業のオーナー社長についても、グループの幹部役員として招き、引き続きの活躍を期待することとなりました。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
オーナー社長の年齢や健康状態から判断すると、「5年後や10年後の実施でも、ご本人としては困らないであろう。」とお見受けしていましたが、
経営の判断軸が、自己よりも従業員の雇用や、処方箋元の医師からの信頼の維持であったことから、経営方針が合致する安定企業であれば、利他を優先する結果となり、このたびの縁談となりました。
M&Aアドバイザーとしては、承継されたオーナー社長と、譲受した買収企業の社長を始めとする、多くの方々のご協力により、友好的なM&Aの機会に恵まれたことに感謝いたします。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。