20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
保険調剤事業の譲渡【オーナーの株式譲渡の成約実績について】
譲渡企業 |
所在地 |
東京都 |
事業内容 |
保険調剤薬局の運営 |
譲渡理由 |
後継者問題の解決 |
買収企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
保険調剤薬局のチェーン展開 |
買収理由 |
規模の拡充 |
譲渡の理由「後継者問題の解決」
譲渡企業は、40年以上にわたり、都内の城西エリアにて複数の保険調剤薬局を運営しています。
オーナー社長の温厚な人柄と、薬剤師としての専門性の高さに加えて、漢方調剤の分野においても高い専門性を有している店舗運営であることから、近隣の医療機関と地域住民からの信頼が厚く、「街のお薬屋さん」として、沢山のお客様にご利用して頂いています。
しかしながら、オーナー社長の年齢は70才を超えており、かつ親族と会社の中からは後継者が見つかっていないという、いわゆる「後継者問題」を抱えていました。
その折り、保険調剤薬局のM&Aを積極的におこなっている上場企業からの買収提案の依頼を受けた弊社(株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A)が、具体的なM&Aの提案を行なったことを機に、第三者への事業承継を具体的に検討する運びとなりました。
結果としては、全ての従業員の雇用を維持するという部分につき、最初に提案した買収企業との最終合意には至らず、弊社が改めて提案した別の候補企業との最終合意に至りました。譲渡価額の高さよりも、従業員の雇用維持を優先し、その基盤となるシナジー効果が見込まれる候補先を選択したオーナー社長の人柄に終始した事業承継となりました。
買収の理由「規模の拡充」
買収企業は、全国規模で調剤薬局事業を展開している上場企業グループ。スケールメリットの拡充の一環として、M&Aも積極的に取り組んでいます。
買収企業としては、出店戦略上において重要度が高いエリア内に複数店舗を構えている優良企業であることから、株式譲渡のスキームにより、譲渡企業の商号、屋号、従業員などを維持することで、近隣の医療機関と地域住民からの信頼の維持を図り、その上で自社のノウハウとシステムを導入することにより、更なるサービス品質の向上および効率化が図れるとの判断により、最終合意に至りました。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
保険調剤薬局のM&Aについては、他の業界と違わずに「オーナー社長の高齢化」と「人口減少に伴う後継者不足」という問題に加えて、「薬価改定の都度に発生する利益率の減少リスク」、「薬剤師の採用難、かつ人件費の高止まり」という沢山の経営課題の改善策の1つとして、近年、被M&A(譲渡)を希望するオーナー社長が増えています。
譲渡を検討する可能性があるオーナー社長においては、自社の被M&Aの価額を定期的に試算し、かつ買収企業のM&Aに関する積極性、方針などを把握しておくことをお勧めしています。
弊社は、保険調剤薬局のM&Aの実績が多数あり、多くの情報を蓄積しています。ぜひ、お問合せください。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。