20年で2000件以上のM&A支援実績【日本クレアス|コーポレート・アドバイザーズのM&A】
M&A成約実績
ドラッグストア事業の譲渡【事業譲渡】
譲渡企業 |
所在地 |
西日本 |
事業内容 |
ドラッグストアの運営 |
譲渡理由 |
スケールメリットの享受 |
買収企業 |
所在地 |
関東 |
事業内容 |
ドラッグストアの運営 |
買収理由 |
規模の拡大 |
譲渡の理由「スケールメリットの享受」
譲渡企業は、親子三世代にわたる創業60年以上の老舗。時代と共に多様化する地域住民のニーズに合わせた店舗運営をおこなっており、現在では複数のドラッグストアを運営する優良企業。独立系の企業として県内ナンバーワンでした。また、後継者問題は抱えておらず、創業家によるスタンド・アローンの継続も可能な状態でした。
一方、他の業界と違わずにドラッグストア業界においても、大手企業による業界再編の動きが活発であり、潤沢な資金力を活かした積極的な新規出店やM&Aによる規模の拡大、更にはスケールメリットを活かした低価格競争が激化しており、老舗と言われる譲渡企業といえども、それに伴う先行不安が重要な経営課題の1つになっていました。
その折、ドラッグストア事業を全国展開している某大手企業より譲渡企業に対するファインディングの依頼を受けた弊社(株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A)から、具体的なM&Aの提案を受けたことを機に、同業大手企業への譲渡を具体的に検討する運びとなりました。
その後は、弊社にて両社間の意向の調整をおこない、経営については、原則、創業家が引き続き継続し、創業家が築き上げたブランド(会社名、店舗名など)も維持するという地域戦略をベースとし、買収企業が有する財務力、マンパワー、スケールメリットを有効的に取り込むという取り組みをおこなうこととなりました。
譲渡企業としては、スタンド・アローンでは限界のあった低金利での纏まった資金調達が可能となりましたので更なる出店をおこなうことができる体制を確保し、共同仕入れによる原価の引下げや、グループ間での人材の交流による人手不足の解消なども図れる組織になりました。
買収の理由「規模の拡大」
買収企業は、全国規模でドラッグストア事業を展開している大手企業。M&Aによる積極的な規模の拡大を図っており、今回はその中でも更に出店を強化したいエリアに店舗を構えている地元企業に対するM&Aの提案を、弊社を通じて水面下で試みたもの。
買収企業としては、自社の仕入ルートを共有することにより原価の引下げをおこなうなどの即効性のあるシナジー効果を見出し易く、且つ強固な店舗網を整えることができました。
担当のM&Aアドバイザーのコメント
近年は、年齢の若い社長が自社を売却するケースが増えています。その場合の多くの売却理由は、事業の成長性と従業員の雇用の安定性などを、独立独歩を維持した場合と、財務力のある大手企業などの傘下に加わった場合の将来像を鑑みて決断しており、本件も同様のケースになります。
弊社としては、経営者が前述を鑑みる際に必要となるリアルな情報(M&A事例など)を数多く保有していますので、常に客観的な情報提供をおこなうことができます。また、譲渡される方の年齢やライフプランを加味した基本プランの提案や、立場の異なる両社間(譲渡企業と買収企業)の間に入り、完全合意に向けての各種の調整をおこなう仲介役として多くの実績を有しています。
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。