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エア・ウォーター<4088>、セルコへの資本参加へ

掲載日:2014年11月07日

産業ガス・医療用ガス、ケミカル、医療、エネルギー等の事業を行うエア・ウォーター(証券コード :4088、東証一部・札証)は、2014年11月4日付けで、電子機器部品の仕入・販売ならびに回路ユニットの開発・提案を行う株式会社セルコ(代表取締役社長 仁川広朱:以下セルコ社)へ資本参加した。これにより、エア・ウォーターグループの情報電子材料事業を構成する電子材料専門商社 阿部電材株式会社、アジアに強みを持つ化学品・電子材料商社 井上喜株式会社とともに、互いが保有する技術、ノウハウ、市場情報を共有することによりシナジーを創出し事業拡大を図る。資本構成 :阿部電材 66.7%、エア・ウォーター 18.3%、井上喜 5%、仁川広朱 10%。
当社グループは、2007年に情報電子材料事業部を設立して以来、次世代技術に対応した半導体材料開発をはじめとする、事業の拡大を推進。2008年には井上喜ならびにプリンテックがグループ入りし、成長著しいアジアへの事業強化を図るとともに半導体基板・電子材料の開発にも注力し、2013年には阿部電材へ資本参加することにより、電気・電子材料商材の拡大と幅広い顧客基盤の活用により、事業のさらなる成長、グループシナジーの創出を目指してきた。そのようななか、成長の見込まれる産業機器分野(パワーエレクトロニクス、電力変換、電気自動車)に向けた強みを持つセルコ社がグループに加わることによりエア・ウォーターグループ各社の特長ある機能を総動員して、これまで以上にこの成長分野にコミットすることが可能になる。また、セルコ社は遅れていた海外展開をグループ拠点を活用し、スピーディーかつ積極的に推進することが期待される。
(医療品・化学製品製造のM&Aニュース)

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