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三菱日立パワーシステムズ（MHPS）は4月1日付で、MHPS 100パーセント出資子会社の三菱日立パワーシステムズエンジニアリング（MHPSエンジ）が手掛ける国内産業用火力発電システム事業をMHPSに移管する。電力自由化の流れを背景に、急速に拡大し多様化する市場動向を睨んだ措置で、これにより、顧客対応力を高め、事業の効率化と競争力の強化をはかっていくのが狙い。
具体的には、MHPSエンジの国内産業用火力発電システム事業を会社分割により承継して、MHPSは、事業環境の激しい変化に迅速かつ的確に対応可能な体制を整え、中小型発電システム市場を一層積極的に開拓していく。また、それらをMHPSのリソースと一体活用することで、国内外の電力会社、新電力会社、自家発電事業者、産業用発電事業者など、すべての顧客の多様なニーズに一元的に対応できる事業体制を構築する。
なお、今回の事業集約では、MHPSエンジが手掛ける小型ボイラープラントなど一部製品については当社に移管せず、引き続き同社がその機動力を活かして対応していく方針。
MHPSは、火力発電システム向けフルレンジの製品群を擁して、発電分野のトータルソリューションを提供しています。今後も、この市場で多種多様な顧客のニーズに的確に応えて、各国・地域発展への貢献を目指す。

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