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富士フイルムホールディングス<4901>、米IPSベンチャーのCellular Dynamics Internationalを買収へ

掲載日:2015年03月31日

富士フイルムホールディングス(社長:中嶋 成博、以下 富士フイルム)は、本日、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーであるCellular Dynamics International, Inc.(CEO:Robert Palay、本社:米国ウィスコンシン州マディソン、米国NASDAQ上場、証券コードICEL、以下 CDI社)と、当社が株式公開買付けにより、CDI社を買収することについて合意した。富士フイルムは、米国子会社を通じた本公開買付けにより、CDI社の発行済普通株式の総数を総額(完全希薄化ベース(*1)約307百万米ドル(1株当たり16.5米ドル)で取得する。
本買収後、CDI社は、当社の連結子会社として、米国ウィスコンシン州マディソンおよびカリフォルニア州ノバトにおいて事業を継続することを予定。本買収は友好的なものであり、両社の取締役会において全会一致で承認されました。なお、本買収完了のためには、競争法上要求される手続きの完了を含む一定の条件を満たす必要がある。
今回買収するCDI社は、2004年に設立され、2013年7月にNASDAQに上場したバイオベンチャー企業。CDI社は、良質なiPS細胞を大量に安定生産する技術に強みを持っており、大手製薬企業や先端研究機関など多くのユーザーとの供給契約、開発受託契約を締結しています。現在、創薬支援や細胞治療、幹細胞バンク向けのiPS細胞の開発・製造を行っており、すでに創薬支援向けでは、心筋や神経、肝臓など12種類の高品質なiPS細胞を安定的に提供している。

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