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機械・金属製品製造業界のM&Aニュース
安川電機(所在地:福岡県北九州市、代表:小笠原 浩)は、船舶システム事業の強化拡大を図るため、子会社であるThe Switch Engineering Oy(所在地:フィンランド 以下「スイッチ社」)を通じ、世界トップクラスの船舶用エンジン機器メーカーWärtsilä(所在地:フィンランド 以下「バルチラ社」)グループであるWärtsilä Norway(以下「バルチラノルウェー社」)の船舶用ドライブ製品の開発および製造部門(以下「バルチラノルウェー社ドライブ部門」)を取得することに合意し、契約を締結したと発表した。
バルチラノルウェー社ドライブ部門は、メガワット規模の船舶用ドライブビジネスに特化し、フェリーやクルーズ船などに加え、オイル&ガス向けのオフショア支援船の電気推進用システムから石油プラットフォームの掘削用システムまで豊富な経験と実績を持ち、これまでに船舶用として数百隻に製品を納入(ドライブ製品としては1,000台強)してきた。
安川電機はこのたびの取得により、船舶向けで豊富なノウハウを持つバルチラ社がシステムを提供する一方、バルチラノルウェー社ドライブ部門およびスイッチ社がドライブトレイン向けの電機品を提供するなど製品ラインアップを拡大させた連携が可能になり、船舶システム事業において市場のニーズに合った動力系製品(ドライブシステム、各種蓄電池など複数パワー源の組合せなど)の開発と提案力が強化される。
バルチラノルウェー社ドライブ部門はスイッチ社の100%子会社として、グローバルな営業、マーケティングおよび強力なアフターサービスサポート網を提供することで、新規のお客様を開拓し事業を拡大していく狙い。さらには、安川電機ならびにスイッチ社、そしてバルチラノルウェー社ドライブ部門との技術を融合した画期的な製品やソリューションをグローバルに提供する考え。
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