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その他製造業界のM&Aニュース
日本ペイントHD(本社:大阪府大阪市、代表:田堂 哲志)は、米国連結子会社であるNippon Paint(USA) Inc.が、同社が新しく設立する特別目的会社(以下、「日本ペイントHD SPC」)とDE ParentCorp.(以下、「DE Parent社」)を合併させる手法を通じてDE Parent社の全株式を取得することにより、DE Parent社及びその傘下の事業会社であるDunn-Edwards Corporation(以下、「DE社」)を完全子会社化すると発表した。
日本ペイントHDは、売上・収益の拡大、戦略事業・戦略地域でのリーディングポジション獲得に向けた基盤づくりと位置付け、ありたい姿として「Global Paint Major」を目指している。加えて、現中計では、成長と収益性の両立を実現すべく、成長性・収益性の高い汎用塗料分野の事業割合向上を目指している。
更に、中国・アジア事業を一層強化すると同時に、中国・アジア事業に次ぐ「第2、第3の柱」の構築を進めている。
今回、株式を取得するDE社は、1925年の創業以来、プロ向け建築用塗料の製造・販売を主力事業とし、北米の中でも市場成長率が高く、加えて今後も安定成長が期待できる米国南西部においてリーディングポジションを確立している。
DE社は、様々な顧客ニーズに対応する幅広い製品ラインナップ、地域密着型の直営店を130店舗展開するリテール販売網、歴史と品質に裏打ちされたブランド力を強みとし、事業展開を行っている地域において高い販売シェアを有する。
日本ペイントHDは、製造・販売を本格化するための事業プラットフォームを獲得することとなり、今後は、DE社の有するリテール販売網を活用することで、米国での更なる事業拡大を実現することとなる。
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