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住友ゴム工業(本社:兵庫県神戸市、代表:池田 育嗣)は、英国のSports Direct International plc(スポーツダイレクトインターナショナル社、以下SDI社)から、海外のDUNLOP商標権とDUNLOPブランドのスポーツ用品事業およびライセンス事業を買収することについて合意したと発表した。
買収金額は137.5百万ドル(約161億円)。
なお、事業の買収および買収後の運営は、住友ゴムとそのスポーツ事業子会社であるダンロップスポーツが共同で設立する新会社、ダンロップインターナショナルが行う。
住友ゴム工業がSDI社から買収するDUNLOPブランド事業は以下の通り
(1) DUNLOP商標権
【タイヤ】
住友ゴム工業の拠点のあるタイ、インドネシア、ブラジル、南アフリカなど86カ国で使用権者(ライセンシー)から所有権者(ライセンサー)へ
*現状のビジネスについては影響なし
【スポーツ/産業品】
テリトリー : 全世界 (すでに住友ゴム工業グループが商標権を所有している日本・韓国・台湾を除く)
商品 : 既ライセンシーがいない限り、全ての商品に拡大
(2) DUNLOPブランドのスポーツ用品事業
スポーツ用品の製造・販売
(すでに住友ゴム工業グループが商標権を所有している日本・韓国・台湾を除く)
(3) DUNLOPブランドのライセンス事業
ウエア、シューズ、バッグ、メガネ、時計、傘等
(すでに住友ゴム工業グループが商標権を所有している日本・韓国・台湾を除く)
住友ゴム工業グループはこの買収により、タイヤ事業では欧米やインド、豪州等を除き全世界のDUNLOP商標権の所有権者となる。スポーツ事業と産業品事業では、今後は全世界でDUNLOPブランドの商品を展開できることになり、SDI社が行っているDUNLOPブランドのスポーツ用品を製造・販売するスポーツ用品事業とDUNLOPブランドのライセンス事業も買収する。
住友ゴム工業グループは今後、グローバルにDUNLOPブランドの価値向上を図るとともに、スポーツ事業、ライセンス事業のさらなる発展・拡大に取り組む。
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