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機械・金属製品製造業界のM&Aニュース
オムロン(本社:京都市下京区、代表:代表取締役社長 CEO 山田義仁)は、製造現場においてあらゆるモノ(部品、機械)をIoT化し設備や生産ラインの制御を進化させることを目的に、産業用コードリーダーのリーディングカンパニー「マイクロスキャン システムズ社」(本社: 米国ワシントン州レントン、以下マイクロスキャン社)を買収し、同社をグループ会社化することについて、マイクロスキャン社の親会社である英スペクトリス社と契約を締結したと発表した。買収の完了は2017年10月上旬の予定。
マイクロスキャン社は、バーコードリーダーや2次元コードリーダー、ベリファイ機器など多様なコード読取機器を開発し、米国を中心にグローバルに事業を展開する、産業用コードリーダーのリーディングカンパニー。製造現場において製品に直接刻印・印字されたコードを表面の粗さや光沢、曲面などの影響を受けずに安定して読み取れる、業界トップクラスのアルゴリズム技術を有している。
オムロンは、マイクロスキャン社をグループの一員に招くことで、製造現場においてあらゆるモノ(部品、機械)の情報をコード化し、多様化する消費者ニーズに応えるフレキシブルなモノづくり環境を実現すると共に、頻発する品質問題の解消をトレーサビリティで支援することで、顧客企業各社と共に安心・安全な社会づくりに取り組むとしている。
オムロンは、今回の買収により、業界トップクラスの2次元コードの読取技術を搭載した多様なコードリーダーと当社が誇る幅広い制御機器によるオートメーション技術を統合し、各業界の課題に即したトータルソリューションをパッケージで提供する。
【オムロンとマイクロスキャン社による新たなソリューション提供例】
・複雑に配置された複数のIDコードも簡単かつ安定して読み取れる「ロボット連動トレーサビリティ」パッケージ
・部品のグレードや特性に応じて部品を最適に組み合わせられる「高品質モノづくり」パッケージ
・医薬品などの各種法規制に誰でも簡単に対応できる「法規制・シリアライゼーション」パッケージ
・機械のID化による予兆保全で設備の高効率稼働
・機械と機械の情報を連結させ不良ゼロのモノづくり環境の実現 など
【マイクロスキャン システムズ社の概要】
社名: マイクロスキャン システムズ社
代表者: スコット サマービル
創業: 1982年
事業内容: 産業用コードリーダー、ベリファイ機器、スマートカメラの開発・製造・販売
(英スペクトリス社の100%子会社)
従業員数: 192名
所在地: 本社 米国ワシントン州レントン
支社: 米国ニューハンプシャー州ナシュア、オランダ
販売拠点: シンガポール、中国、インド、韓国、ドイツ、フランス、メキシコ、ブラジル
(機械・金属製品製造のM&A)
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