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アルフレッサHD<2784>、ヤオコー子会社で調剤薬局経営の日本アポックを買収へ

掲載日:2014年12月09日

アルフレッサHDは取締役会において、さらなる企業価値向上を目指し株式会社ヤオコー(以下「ヤオコー」)の子会社である株式会社日本アポック(以下「日本アポック」)の株式を譲受することを決議し、2014年12月8日ヤオコーと株式譲渡契約を締結した。株式譲受は平成27 年3 月下旬予定。
アルフレッサグループは、グループ理念において「すべての人に、いきいきとした生活を創造し、お届けします」という思いを掲げ、医療用医薬品等卸売事業を中心とした事業運営を行っている。
このたび、アルフレッサHDはヤオコーの子会社で「おもてなしの心をもって安全・安心の医療サービスを地域に提供し、豊かで健康的な日常生活を支援します。」を事業理念として調剤薬局事業を行う日本アポックの株式を譲受し、両社のさらなる企業価値向上を目指す。
アルフレッサHDが薬局経営を本格的に手掛けるのは初めて。医薬品の公定価格(薬価)の引き下げなどで薬局の経営環境は厳しさを増している。日本アポックを通じて収益を確保できる薬局経営のノウハウを蓄積し、他の薬局との取引拡大につなげる。
日本アポックは首都圏で41店の薬局を展開している。ヤオコーは日本アポックの発行済み株式の49%を引き続き保有するが、薬局経営からは撤退して主力の食品スーパー事業に集中する。

(医薬品卸・小売のM&Aニュース)

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