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日立製作所<6501>の合弁会社が送配電設備事業を開始

掲載日:2015年04月07日

日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭)は、このたび、サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)において、ジェッダ市に本拠地を置く財閥企業体Juffaliグループの傘下であるWalid Ahmad Juffali Company Limited(ワリッド・アーマッド・ジュファリ社/以下、WJCO社)と設立した、送配電設備およびシステム事業に関する合弁会社「Hitachi T&D Systems Saudi Arabia Ltd.(以下、HTDSA)」の営業を開始。
HTDSAは、ガス絶縁開閉装置の設計、製造から組み立て、据え付け、販売などを行うほか、変電所における設計から調達、建設、保守などの工程を一括して担当。また、サウジアラビアのジェッダ市にガス絶縁開閉装置の新しい製造工場を建設する予定である。
HTDSAは、信頼性の高い製品とサービスを提供するとともに、現地人材の育成を通じて、サウジアラビア社会に積極的に貢献していく。
新興国での電力需要の拡大や先進国の老朽化した送配電インフラの更新需要に加え、近年の自然エネルギーの導入拡大に伴い、さまざまな送配電インフラのニーズが高まっている。
中東では、人口増加や経済成長を背景に、電力需要が急増しており、送配電インフラの増強が急務となっている。特にサウジアラビアでは、送配電インフラで欠かせないガス絶縁開閉装置の需要が高く、また、グローバルでも更なる需要の拡大が見込まれている。
日立は、グローバル市場における送配電事業を拡大すべく、製造やエンジニアリングを行う事業会社をアトランタや蘇州、山東、台中、ジャカルタ、シンガポールに設立し、グローバルな事業展開を狙う。

【HTDSAの概要】
商 号:Hitachi T&D Systems Saudi Arabia Ltd.
本店所在地:ジェッダ市、サウジアラビア
設立日:2015年3月29日
資本金:約13億円(出資比率: 日立 51%、WJCO社 49%)
代表者CEO: 若林 裕一

(機械・金属製品製造のM&Aニュース)

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