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　エーザイ（本社：東京都文京区/代表：内藤　晴夫）は、発行済み株式の100％を保有する子会社であるエーディア（本社：東京都千代田区/代表：斉藤　篤）の全株式を、積水化学工業（本社：大阪府大阪市/代表：髙下　貞二）に譲渡すると発表した。

　エーディアは、昭和29年に三光純薬として創業し、臨床検査薬、臨床検査用機器、研究用試薬、理化学機器の製造・輸入・販売を行うエーザイの100％子会社。平成2年10月にエーザイと資本提携し、平成19年4月に完全子会社となり、平成23年に社名を現在のエーディアに変更した。エーザイグループの国内医薬品事業における診断薬事業の中核を担ってきた。

　また、エーディアと積水化学工業の100％子会社である積水メディカルは、平成19年の共同研究開発契約提携を皮切りに、臨床検査薬の共同開発から製造、販売に至るまで幅広くパートナーシップを構築してきた。

　この度、エーディアと積水メディカルのこれまでのパートナーシップをさらに進展させることで、事業の規模拡大のみならず、両社の技術・ノウハウの統合による研究開発力の強化や積水メディカルの国内外のインフラを用いた販売シナジーが期待でき、エーディアの持続的成長と更なる発展につながると考えたため、本譲渡に至った。

（医薬品・化学製品製造のM&Aニュース）