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日清紡HD<3105>、紙製品事業を大王製紙<3880>に譲渡

掲載日:2017年02月15日

日清紡ホールディングス(本社:東京都中央区、代表:代表取締役 河田正也)は、連結子会社である日清紡ペーパープロダクツ(本社:東京都中央区、代表:代表取締役 吉野明宏)等において営む紙製品事業を、大王製紙(本社:愛媛県四国中央市、代表:代表取締役社長 佐光正義)に譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は約25,000百万円。株式譲渡実行日は2017年4月3日を予定。

日清紡HDグループの紙製品事業は70年の歴史を有し、家庭紙、洋紙、紙加工品の3事業で特長ある高付加価値品を市場に提供している。しかし、年間売上高は300億円と小規模レベルに止まっており、市場が成熟化し寡占化が進む紙製品業界にあって、ニッチ市場の深耕による成長が難しい状況である。

こうした中、大王製紙から日清紡HDに対して、対象事業を譲り受けたいとの申し入れがあり、総合的に検討してきた結果、紙製品事業を主業とし国内市場で圧倒的な競争力を持つ大王製紙へ譲渡することが、日清紡ペーパープロダクツグループの発展に繋がると判断した。

今後は、オートモーティブ及び超スマート社会関連ビジネスに経営資源を重点的に配分する方針。

(繊維・衣料製造のM&Aニュース)

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